社会的企業」カテゴリーアーカイブ

Oiko Creditの社会的投資戦略

先日、この情報ボックスでご紹介したARUNの社会的投資に関する国際シンポジウムの発表資料がウェブサイト上で公開されました。キーノート・スピーチを担ったOiko Creditのプレゼン資料をシェアします。 続きを読む

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クリーブランド財団の触媒型フィランソロピー

コミュニティ財団の革新的試みは西海岸だけではありません。例えば、クリーブランド財団が、貧困と低開発で有名なGreater University Circleを支援するために立ち上げたイニシャチブは、まさに触媒型フィランソロピーの典型例。コミュニティ財団として資金を提供するだけでは、この地域の貧困問題の解決にならないと判断したクリーブランド財団は、クリーブランド市、交通局、現地の大学、病院を巻き込んで連合体を組織してこの問題に取り組みます。 続きを読む

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韓国に新たに協同組合法が成立

報道によると、金融業務以外のすべての分野における協同組合設立が、この統一法に基づいて可能となるようです。日本のように、各省庁が個別法を作って別々に協同組合を規制し、また、各法毎に協同組合の扱いが異なる(例えば、生協は、農協に認められているような信用組合が認められない)というような、縦割り行政の弊害が解消されます。また、日本では法的基盤がないワーカーズコレクティブも設立可能です。さらに、協同組合設立の要件も大幅に簡素化されるようです。 続きを読む

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Unreasonable Instituteのリーゾナブルなプロジェクト

ヴェンチャー社会企業家がスケールアップに当たり直面する課題は何でしょうか。アイディアはあるけれど、スケールアップのための経営ノウハウもなければ、エンジェル・インベスターとしてサポートしてくれる投資家との人脈もない、というのが一般的でしょう。 続きを読む

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エバーグリーン協働組合プロジェクト

失業者対策との関係で、幾つか話題を取り上げたいと思います。ブログでも取り上げましたが、先日、ホワイト・ハウスで開催された「フィランソロピーにおけるイノベーション・フォーラム」で取り上げられた事例の一つが、クリーブランド財団によるエバーグリーン協同組合プロジェクト。 続きを読む

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ESOP:従業員持ち株会社制度

協同組合との関係でもう一つの話題です。米国では、ESOP (Employee Stock Ownership Plans)が制度化されています。これは、ストックオプションと異なり、免税措置が与えられ、従業員の経営参加を奨励するようになっています。ESOPを導入している企業のすべてがワーカーズ・コレクティブではないのですが、こうしたシステムも、ワーカーズ・コレクティブを発展させるための仕組みの一つになると思います。詳しくは、例えば、The National Center for Employee Ownershipのウェブサイトをご覧ください。

http://www.nceo.org

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Coops USA

協同組合関係の話題をもう一つ。日本の生協の発展は、国際的に見てもとてもユニークな成功例だと思います。また、漁協や林業協同組合が、日本の資源保護に果たした役割も無視できません。農協については議論がありますが、やはり日本の農業保護に果たした役割は大きいでしょう。 続きを読む

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第4セクター:営利と非営利のハイブリッド

社会的企業を育成していく際の課題の一つとして、社会的企業をいかに適正かつ客観的に評価するかというものがあります。社会的企業も企業である以上、投資を呼び込む必要があり、そのためには、第三者による業績・収益・社会的インパクトなどの指標が必要だからです。 続きを読む

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