投稿者「pha84025」のアーカイブ

ヒラリー・クリントンのグローバル・パートナーシップ・イニシャチブ

オバマ大統領の再選が決まった一方、ヒラリー・クリントンは今季限りで国務長官を退くことを表明しています。この4年間、外交日程を精力的にこなしながらも、開発協力に新しい流れを導入しようとしたヒラリー。おそらく、彼女の想いが最も反映されているのが、グローバル・パートナーシップ・イニシャチブではないでしょうか。 続きを読む

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成長を続けるドナー・アドバイズド・ファンド

ナショナル・フィランソロピック・トラストが、最新版のドナー・アドバイズド・ファンドの動向調査を発表しました。ドナー・アドバイズド・ファンドというのは、日本の寄附信託に近いものですが、寄付者は資金運用先や寄付先をより柔軟に設定できる制度です。米国では、90年代以降、大手金融機関が参入することにより成長を続けています。 続きを読む

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Strategic Co-funding: インパクトを高めるための助成団体の協働

Grantmakers for Effective Organizations (GEO)の話題をもう一つ。「Strategic Co-Funding」というレポートは、助成財団が、インパクトを高めるために共同で一つの課題解決に向けて支援するための方策をまとめたレポートです。 続きを読む

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「学び」の共同体をいかに立ち上げるか

同じレベルの実務家同士が互いの経験やノウハウを共有し、実務に役立てることが重要なことは言うまでもありません。しかし、こうした学習ネットワークを、更に一歩進めて、「変革」に結びつけていくためにはもう一工夫必要です。 続きを読む

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クラウド・テクノロジーが世界を変える?

少し古い情報ですが、Crowdsorcing.orgが2012年5月に発表した調査報告によると、2011年度に、全世界でクラウド・ファンディング・プラットフォームを通じて15億ドルの資金が調達され、2012年4月現在、全世界で452のプラットフォームが活動しているそうです。その内訳も、寄付を募るものから、ソーシャルヴェンチャーに直接投資するものまで多様な広がりを見せているとのこと。 続きを読む

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日本女性リーダーシップイニシャチブ参加報告会

以前にご紹介した日本女性リーダーシップイニシャチブ参加者の報告会が11月10日(土)14時から16時30分まで、東京ウィメンズプラザで開催されます。ボストンで1ヶ月の研修を受けて戻ってきた参加者が、自身の体験を報告するとともに、NPOの恊働と連携について、ワークショップ形式で議論するようです。米国での最新動向について触れる良い機会だと思いますので、(女性限定ですが。。。)参加されてはいかがでしょうか。
詳しくは、以下のチラシをご覧ください。
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アメリコープスとシニアコープスを通じたボランティアの促進

オバマ政権の市民社会関係プログラムのもう一つの柱がボランティアの促進。オバマ大統領が、就任後、すぐに取り組んだのが、アメリコープスとシニアコープスの2つのプログラムを通じたボランティア促進予算の拡充でした。 続きを読む

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成功報酬債券:オバマ流社会的インパクト債券戦略

この情報ボックスでもたびたび取り上げてきた社会的インパクト債券。州レベルでは、マサチューセッツ州とニューヨーク州が導入しましたが、ホワイトハウスも、2012年度予算で「成功報酬債券(Paying for Success Bond)」として、上限1億ドルを計上しました。現時点では、労働省が、NPOやコミュニティビジネスを通じた雇用確保のプロジェクトを募集している段階です。 続きを読む

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アジア・パシフィック・アライアンス:災害支援協働モデル

Forces for Good関連の話題をもう一つ。既にいろいろな人が紹介しておられますが、アジア・パシフィック・アライアンスが立ち上がりました。官+ビジネス+市民社会のセクターを超えた協働による災害支援をサポートするプラットフォーム。まさに、セクター間協働のモデル事業になると期待されます。また、設立まで忍耐強く資金的な支援を行い、時には、積極的に関わってきた笹川平和財団の活動は、ブログの方で紹介した「触媒型(Catalytic)フィランソロピー」のモデルとも言えると思います。 続きを読む

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