投稿者「pha84025」のアーカイブ

アショカの「共感」イニシャチブ

ソーシャル・イノベーションの原動力は何でしょうか。一つの答えは、「他者への共感」能力だと思います。他人の問題をほっておけない、問題解決のための他者との交渉をあきらめない。。。すべて「共感」能力があればこそ。アショカの「共感」イニシャチブは、子供達にこれを伝えていくことで、未来の「ソーシャル・イノベーター」を育成しようというユニークな試みです。
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Green Jobs/Green Homes New Yorkのエコ投資モデル

地球温暖化を食い止めるためのスマートな対策の一つは、コミュニティのエネルギー効率を高めることです。新しいテクノロジーを使えば、大幅にエネルギー効率を高めることが出来ます。しかし、頭で分かっていても、そのための資金をどう調達するか、という問題が発生します。個人が負担するには大きいし、政府の財政出動は簡単ではありません。 続きを読む

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WINGS:企業をいかに巻き込むか

WINGS(Worldwide Initiative for Grantmakers Supports)が、「企業をいかに巻き込むか」という新しいウェブサイトを公表しました。メンバーの財団・NPO事例に基づいて、企業との協働のノウハウをまとめてツールキットの形にしたもの。 続きを読む

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リアルタイム・ストラテジック・プランニング

21世紀に入り、世界は急速に変化しつつあります。今や、Facebook・Twitter以前の世界、あるいはSmart Phoneやタブレット端末以前の世界を想像することは困難です。そういう時代には、NPOのストラテジック・プランニングも変える必要があります。今までのように、3〜5年の中期計画を立て、アクション・プランを着実に実行していくという時代ではありません。常に変化していく環境をスキャンし、組織全体でその情報を共有しながら、組織のあらゆるレベルでイノベーションを試みていく必要があります。 続きを読む

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「Catalytic Philanthropy:恊働を生み出す触媒としての財団」

Collective Impactを達成するためには、ネットワークを支える事務局が必要です。では、その事務局は、誰が担うのか?ネットワークの重要性はみんな認識していても、いざ、事務局を担うとなると、その経費を誰が負担するのか、という問題に必ず行き当たります。残念ながら、近年、多くの財団は、プロジェクトにお金を出しても、中間団体やネットワークにはなかなか支援をしたがりません。皮肉なことに、財団がインパクトを追求すればするほど、具体的なプロジェクトに固執し、結果的に、ネットワークを通じた社会的インパクトの達成が困難になる、という事態が生じています。 続きを読む

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「Collective Impact:恊働を通じたインパクトの実現」

Foces for Goodで提唱された「恊働」型のアプローチを最も積極的に推進しているのはFSGだと思います。彼らもまた、豊富なケーススタディに基づき、恊働を通じた社会的インパクトの最大化をいかに達成するかを論じています。 続きを読む

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「Forces for Good:恊働を通じた社会的インパクトの実現」

先日、ブログの方で、新しいNPOのあり方について論じました。そのキーワードは、多分、「恊働」だと思います。そして、「恊働」を取り上げているほとんどすべてのアメリカの大学院で読まれている本が、多分、「Forces for Good」だと思います。 続きを読む

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Zero1:アートとテクノロジーが出会う場所

先日、US-Japan Councilに参加した際に知り合ったパシフィック・ビジョン・パートナーズのエドが、プロボノでサポートしているZero1の情報をシェアしてくれました。シリコンバレーらしく、アーチストとハイテクスタートアップにガレージスペースを提供し、2年に1回のビエンナーレでそれをショウ・ケースするというもの。もちろん、商品化されれば、ヴェンチャー・フィランソロピー形式でサポートするようです。 続きを読む

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ニューヨーク市立大学のフィランソロピー・トレーニング・プログラム

個人的に、21世紀の財団モデルは、ハイブリッドを志向するコミュニティ財団だと考えています。様々なツールを通じて資金を調達し、その資金を時にグラントで、時には社会的投資という形で提供し、さらにセクターを超えた協働をコーディネートする触媒(カタリスト)の役割も担う。。。。夢物語だと思われるかもしれませんが、米国のコミュニティ財団は、こんな形に進化しつつあるのです。 続きを読む

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インパクト投資を加速させる!

社会的インパクト投資セクターの成長のためのインフラ整備に精力的に取り組んでいるのが、ロックフェラー財団。彼らが、「インパクトを加速させる」という新しいレポートを発表しました。あらゆるソーシャルな活動に言えることですが、社会に役に立つものを育てていくには、中長期的なビジョンと、政府やビジネスなども巻き込んだ忍耐強い制度作りが不可欠。ロックフェラー財団は、そういう仕事こそ、財団の本来の仕事であるというスタンスで、社会的インパクト投資に取り組んできました。このレポートは要チェックですね。
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