社会的インパクト投資の発展において、もう一つ重要なのは、社会的インパクトを加味した投資リターン率を定量的かつ客観的に知ることの出来る指標の策定です。これについてはSROI (Social Return of Investment)が開発されています。この国際的なネットワークとして、例えば、SROI Networkがあります。
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IRIS(インパクト報告&インパクト基準)
社会的インパクト投資を拡大するためには、一般投資家にも分かりやすい形で社会的企業のパフォーマンスを定量的に評価する指標が必要です。ロックフェラー財団、アキュメン・ファンド、USAIDなどの協力で開発が進められているIRIS (Impact Reporting & Imvest Standards)は、こうした試みの一つとして注目されます。
Share Mebyグローバル・コーポレート・ギビング・イニシャチブ
米国企業フィランソロピー報告書2012
Community Wealth.org:コミュニティのための情報リソース
第4セクター:営利と非営利のハイブリッド
FSG「社会的共有価値の測定」報告書
SOCAP 2012開催
日本でも、最近、Arunさんがソーシャルインベストメント国際シンポジウムを開催されました。これをきっかけに、日本でも社会的投資が本格化してほしいと思います。米国では、ほぼ同じ時期に、こちらは、第五回目となるSOCAP(Social Capital Markets) 2012が開催されました。ロックフェロー財団とオミディア・ネットークの支援を得て開催されてきた国際会議では、社会的投資を巡って活発な議論が展開されています。主なスピーチは、YouTubeでご覧いただけます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PLJw5R-2X_x2tMfaZX15cbjQyg2ElThQ9l&feature=plcp
Share MebyNGOsourceプロジェクト
米国の財団が海外のNGO/NPOを支援する上で最大の障害は、IRSの免税措置を受けるための審査が厳しいことです。これをクリアするために、米国財団協議会が、テク・スープの協力を得て開発したのが、NGOsourceです。ここに登録すれば、米国の501C3団体と同じ法人格を有すると見なされるため、米国の財団の支援手続きが大幅に簡素化されることになります。海外からの支援獲得を目指す日本のNPO/NGOの皆さんもぜひ検討してみてはいかがでしょう。
Share MebyNPO Almanac 2012
アーバン・インスティチュートが2012年版NPO Almanacを発表しました。2000年から2010年の間に、米国におけるNPOが、GDP成長率を大きく上回る成長を遂げていることが、具体的なデータで明らかになりました。これには様々な要因があり、フィランソロピーの発展とも大きく関わっているのですが、それはまた改めて論じたいと思います。
http://nccsdataweb.urban.org/NCCS/extracts/nonprofitalmanacflyerpdf.pdf