先日ご紹介したスタンフォード大学とFSG共催の次世代評価会議のプレゼンテーション資料と会議映像資料が専用サイトにアップされました。すべて無料で入手可能です。
この会議は、開発評価、評価基準の共有、ビッグ・データを3つのキー・コンセプトに、次世代の評価手法を考えようという野心的な企画でした。それぞれ、非常に面白いトピックだったのですが、今回の資料をざっと見て興味深かったのは
1)開発評価が戦略計画策定や戦略的ラーニングと結合し、イノベーションを生み出す組織と事業サイクルに有機的に結合され始めたこと
2)「集合的インパクト」の鍵を握る評価基準の共有手法の具体的なやり方がよく分かったこと。特に、オンライン上で情報を共有するダッシュボードは良いアイディアでした。
3)ビッグデータ時代の評価について、グローバル・パルスが何を目指しているのか、そしてこれを導入する際に留意すべき倫理的事項がより明確になったことでしょうか。評価の世界も確実に進化しつつあります。