NPO」カテゴリーアーカイブ

ボストン・カタリスト基金の実験

ノンプロフィット・ファイナンス基金がボストン財団や他のコミュニティ・ファイナンシャル機関と2010年に立ち上げたボストン・カタリスト基金は、NPOの協働を促進するために、コンサルティング・サポートと資金支援を行うというユニークな試みです。 続きを読む

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Strategic Learning:評価イノベーションセンターの実践的提案

今年のアメリカ評価学会で話題になった評価手法の一つが、評価イノベーションセンターが提案したStrategic Learningモデル。助成財団の評価については、アウトプット評価→アウトカム評価→インパクト評価と進化してきて、現在は、インパクト評価のためのロジックモデル作成も一般化してきました。しかし、これらの評価は3〜5年間の中期計画サイクルの評価には向いていますが、ダイナミズムに欠きます。また、財団スタッフのコミットメントも受動的です。 続きを読む

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データとNPOの微妙な関係:NTENの現状調査報告

米国では、もっぱら資金提供者側のリクエストもあり、NPOが「データを収集し、分析して成果を定量的に公開する」ことが強く求められます。また、ソーシャル・メディアのマーケティングでは、アクセス解析は基本ですし、社会企業であれば、ソーシャルアウトカムを定量化することは投資を受け入れる必須条件となります。 続きを読む

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チャリティ団体評価サービスの評価指標ブックレット

非営利団体や協同組合において、自分たちの活動の成果を定量的に評価し、報告することは、アカウンタビリティの観点からも資金調達の観点からも重要です。しかし、評価指標は、目的によって多様です。社会的インパクト投資家向けの指標と、助成財団向けの指標は異なります。また、社会的監査、ソーシャル・リターン、社会的インパクトの評価観点は、それぞれ異なります。 続きを読む

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Social Impact 100:ハイインパクトNPO選定の試み

Social Impact Exchangeが、米国でインパクトの高い取り組みを行っているNPOを選定し、Social Impact100という形で公表しました。選定されたNPOは、教育、貧困、若者支援、保健衛生の各分野で活動しているNPO。選定にあたっては、外部専門家のレビューを入れることで客観性を保っているとのこと。 続きを読む

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日本女性リーダーシップイニシャチブ参加報告会

以前にご紹介した日本女性リーダーシップイニシャチブ参加者の報告会が11月10日(土)14時から16時30分まで、東京ウィメンズプラザで開催されます。ボストンで1ヶ月の研修を受けて戻ってきた参加者が、自身の体験を報告するとともに、NPOの恊働と連携について、ワークショップ形式で議論するようです。米国での最新動向について触れる良い機会だと思いますので、(女性限定ですが。。。)参加されてはいかがでしょうか。
詳しくは、以下のチラシをご覧ください。
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アメリコープスとシニアコープスを通じたボランティアの促進

オバマ政権の市民社会関係プログラムのもう一つの柱がボランティアの促進。オバマ大統領が、就任後、すぐに取り組んだのが、アメリコープスとシニアコープスの2つのプログラムを通じたボランティア促進予算の拡充でした。 続きを読む

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NPOキャパシティ評価ツールをオンラインで提供するCCAT

米国のNPO専門コンサルティングでは老舗のTCCグループが、オンライン上でNPOのキャパシティを自己評価できるCCATの提供を開始しました。NPOは、300ドルを支払って登録し、オンライン上で146の質問に回答。この回答に基づいて、詳細なキャパシティ分析レポートが送られてくるというもの。通常、コンサルティングを頼むと軽く3000ドル以上を取られることを考えると、リーズナブルな価格設定だと思います。 続きを読む

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