アカウンタビリティ」カテゴリーアーカイブ

チャリティ団体評価サービスの評価指標ブックレット

非営利団体や協同組合において、自分たちの活動の成果を定量的に評価し、報告することは、アカウンタビリティの観点からも資金調達の観点からも重要です。しかし、評価指標は、目的によって多様です。社会的インパクト投資家向けの指標と、助成財団向けの指標は異なります。また、社会的監査、ソーシャル・リターン、社会的インパクトの評価観点は、それぞれ異なります。 続きを読む

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参加型予算プロジェクト

ブレッド&ローズコミュニティ基金のような参加型のフィランソロピーを普及するためにはどうすればよいでしょうか。それにはやはりベスト・プラクティスを共有し、参加型メカニズムのノウハウを伝え、そして住民の啓発を行う中間団体が不可欠です。 続きを読む

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米国の政府予算透明性確保の試み(続き)

透明性確保のもう一つの試みは、政府が出すすべての補助金(グラント)の情報を公開し、誰でも、一定の資格を満たせば応募できるシステムを構築することです。縦割り行政で、各省庁が、それぞれの業界団体や関連公益法人だけにお金を回すのではなく、情報を公開し、オープンな競争の機会を設けることで、政府のグラントの透明性を高め、より効率的で効果的な予算の執行が可能になります。 続きを読む

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米国における政府予算透明性確保の試み

日本では、東日本大震災復興支援予算の「流用」問題が論じられているようですね。私は、こういう問題は、官僚や政治家の自助努力では決して解決されず、唯一の解決方法は、政府予算の使途の透明性を高め、説明責任を制度化することだと考えています。

これに関連し、米国では、2006年に連邦政府支出に関する説明責任と透明性確保法(The Federal Funding Accountability and Transparency Act)が制定され、ウェブサイト上で、連邦政府資金の受け手をデータベースとして公開しています。これだけすべての情報がリアルタイムで公開されれば、今回のような「流用」は難しくなります。日本でも検討すべき制度だと思います。

http://www.usaspending.gov

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