インパクト投資のための評価・モニター・報告ツール

インパクト投資を発展させるためには、ファンドマネージャーや投資家が標準化されたメトリックスに基づいて、評価、モニター、報告を行うことが出来るツールの開発が必要です。現在、IRIS とGIIRSがスタンダードになりつつありますが、これをベースにしたツールとして、例えばiPARという製品が公開されています。戦略策定からモニタリング、評価、報告までを一元的に処理できるツール。興味深いです。日本でも、こういうツールが出てくるとインパクト投資も発展していくのではないでしょうか。 続きを読む

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社会的インパクト投資:OECDレポート

OECDの開発援助委員会の新しい報告書「Development Co-operation Report 2016: the Sustainable Development Goals as Business Opportunities」は、開発協力におけるビジネス参加を論じています。BOPビジネスやブレンディド・ファイナンスと並んで、社会的インパクト投資も重要なツールと位置づけられました。 続きを読む

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社会的インパクト投資を学ぶMBA学生ネットワーク

 

先ほどの記事に関連し、現在、米国のMBA学生を対象に、MIINT (MBA Impact Investing Network & Training)というネットワークが立ち上がっています。加盟MBAの学生がチームを作って参加し、社会的インパクト投資について学びながら、自らプロポーザルを作成、最終的に採用されれば資金提供を受けることが出来るというプログラムです。 続きを読む

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英国政府が社会的インパクト債のための基金設立

社会的インパクト債関連の情報をもう一つ。英国政府が8000万ポンドのファンドを設立しました。「Life Chances Fund」と名付けられたこのファンド、基本的に地域レベルで社会的インパクト債を含めた「成果報酬型契約(Payment-by-results contracts)」を行いたいという社会的投資家に資金を供給することを目的としています。 続きを読む

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インパクト・クラス

社会的インパクト投資の発展において、障害となっている要因の一つが取引コストの高さです。基本的にプライベート・エクイティがとデットが中心のため、適切な投資先を見つけるのに手間がかかり、結果的に投資家が撤退してしまうと言うのが現状です。 続きを読む

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ブレイクスルー・イノベーション

国連グローバル・コンパクトが、「ブレイクスルー・イノベーション」という新たなプラットフォームを立ち上げました。今後、国連持続可能開発目標(SDGs)とパリ気候変動協定の達成に役立つイノベーションの情報をこのプラットフォーム上で共有し、グローバル・コンパクト参加企業につないでいくことで、民間資金を活用したイノベーションの推進に取り組むと言うことです。 続きを読む

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