ソーシャル・ファイナンス」カテゴリーアーカイブ

ブレイクスルー・イノベーション

国連グローバル・コンパクトが、「ブレイクスルー・イノベーション」という新たなプラットフォームを立ち上げました。今後、国連持続可能開発目標(SDGs)とパリ気候変動協定の達成に役立つイノベーションの情報をこのプラットフォーム上で共有し、グローバル・コンパクト参加企業につないでいくことで、民間資金を活用したイノベーションの推進に取り組むと言うことです。 続きを読む

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英国社会的証券取引が地方に展開

英国社会的証券取引所が、リバプール市とウィラル市に地方出先機関を開設することを発表しました。12ヶ月のパイロット事業として実施し、うまくいけば恒常的な施設にするとのこと。社会的証券取引所は、既にサウス・ウェストに出先機関を開設していますが、今後、地域の社会的企業に対するファイナンスを強化しそうです。 続きを読む

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バチカン第2回インパクト投資会議

カトリックの総本山のバチカンで第2回インパクト投資会議が開催されました。カトリックの指導者とインパクト投資専門家が3日間にわたり、カトリック教会と信仰団体がインパクト投資を活用して社会的ミッションを達成するかについて討議しました。

フランシス教皇は、今年を「慈悲の年」としていますが、会議のテーマは「慈悲の年を貧しき者達へのインパクトの年に」です。カトリック教会が寄付だけでなく、積極的にインパクト投資に取り組み、貧困層支援のために社会的企業の力を活用するという時代が始まりそうです。

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金融規制の強化がもたらす金融排除

ソーシャル・ファイナンスにおいて重要な役割を担うマイクロファイナンス。その基本的な目的は金融包摂にあります。これに関連し、金融包摂のためのG20グローバル・パートナーシップ(GPFI)が、最近、白書を発表しました。白書では、金融排除がもたらす危険性に改めて警鐘を鳴らすと共に、現在、グローバルに進められている金融規制の強化が、「デ・リスキング」の名の下に金融排除を促進しているのではないかと問題提起をしています。 続きを読む

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社会的インパクト・パートナーシップ法の概要

社会的インパクトパートナーシップ法が米国下院で全会一致で可決され、今後、上院で審議される予定とのこと。社会的インパクト債については、以下で示された領域以外に、ホームレス支援や老人支援、幼児教育など多様な分野が試みられていますが、社会的インパクトパートナーシップ法ではカバーされていないようです。米国の法律は非常に複雑なのでわかりにくいのですが、おそらく様々な妥協を経てこの部分が法制化されたのだと思います。 続きを読む

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米国社会的インパクトパートナーシップ法

米国下院で「成果報酬のための社会的インパクト・パートナーシップ」法が可決されました。従来、共和党と民主党が対立していた議会ですが、今回は超党派、全会一致という画期的な支持を得たようです。これにより、少なくとも1億ドルの予算が成功報酬債(PFS)に投じられることになります。これで米国における社会的インパクト債の制度化が加速されることが期待されます。 続きを読む

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米国成功報酬債トピック

米国住宅・都市開発省(HUD)と司法省(DOJ)が、ホームレスの再犯予防を目的とした社会復帰のための介護住居パイロットプログラムに、870万ドルを投じると発表しました。資金は、アメリカ版の社会的インパクト債である成功報酬債(Pay for Success Bond)で賄われる予定です。 続きを読む

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米国で超党派の社会的投資タスクフォース設立

米国議会で超党派の社会的投資タスクフォースが設立されました。共和党のトム・マッカーサー議員と民主党のジョン・ディレーニー議員によるイニシアチブで、社会的インパクト債と社会的インパクト投資を中心に、今後、関連施策の整備を図っていくとのこと。 続きを読む

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社会的インパクト債のデータベース公開!

最近、日本でも関心が高まっている「社会的インパクト債(SIB: Social Impact Bond)」。グローバルな動向に関心を持っておられる方も多いと思います。こうしたニーズに応えるため、これまで第一号案件の組成から、社会的インパクト債の発展を牽引してきたソーシャル・ファイナンスが、グローバルな動向をリアルタイムでフォローできるデータベースをオンライン上に公開しました。現時点で進行中の、世界15カ国60案件が掲載されています。調達資金額は、2億1600万ドルとのこと。 続きを読む

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「開発インパクト債(DIB)」パイロット事業の初年度報告

先進国で注目を集めている「社会的インパクト債」。基本は、成果報酬型グラントで、資金を民間投資家から募集するというものですが、同様の試みが開発協力の世界でも「開発インパクト債(DIB: Development Impact Bond)」として進められています。この第一号案件の初年度報告が発表されましたので、共有しておきます。 続きを読む

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