ジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所の同僚で、社会的インパクト投資の専門コンサルティング会社をニューヨークで立ち上げたウィリアム・バーカートが、クロニクル・オブ・フィランソロピー誌に「民間インパクト投資が社会変革を行っているかどうかを証明する必要がある」というタイトルの論説を寄稿しました。なかなか説得力があるので、紹介しておきます。 続きを読む
Share Meby「社会的インパクト投資」カテゴリーアーカイブ
英国が社会的投資促進のための法整備を準備中
インパクト投資と財団
G8社会的インパクト投資タスクフォース報告書刊行!
今までもご紹介してきたG8社会的インパクト投資タスクフォースが1年の作業を経て、ついに報告書を発表しました。G8各国の社会的投資の現状を把握し、主要先進諸国においてこれから社会的インパクト投資を発展させていくためには何が求められるのか。今後の社会的インパクト投資の発展の鍵を握る重要な報告書だと思います。もちろん、日本の報告書も入っています。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.socialimpactinvestment.org
Share Meby社会的投資市場形成に向けたロードマップ
しばらくご無沙汰していて申し訳ありませんでした。この間の仕事の一つとして、社会的投資促進フォーラムに参加し、一メンバーとして社会的投資市場ロードマップの策定に関わっていました。このロードマップ、出版費用をシューティング・スターを通じて調達しようとしています。社会的投資市場についてご関心をお持ちの方、ぜひ以下のサイトをご覧ください。ご協力よろしくお願いします。
http://shootingstar.jp/projects/1194
Share Mebyゴールドマンサックスが世銀と女性企業家支援を開始
IIXがインパクト・フォーラム2014を開催
世界経済フォーラムがインパクト投資に関する新報告書を発表
英国非営利団体の課題
この情報ボックスでは、英国の社会的投資や社会的インパクト債権の動向についても取り上げています。こうした革新的な動きは、もちろん日本においても参考にすべき点が多々あると思うのですが、一方で、こうした華々しい政府発表の陰で、非営利団体がどのように考えているのかを知るの重要です。
サードセクターの記事によると、2008年から始まる不況と2010年の保守・自由党連立政権による歳出削減は、非営利団体に大きな打撃となっており、さらに「結果に応じた支払いPayment-by-results」の導入は、非営利団体が本来のミッションを失い、成果の出やすい事業に集中して本来支援が必要な層への事業を後回しにするという傾向を助長させていると論じています。
ソーシャルイノベーションの設計に当たっては、こうした陰の面についてもしっかりしたデータ収集と分析に基づいて光を当てて行く必要があることは言うまでもありません。