投稿者「pha84025」のアーカイブ

ニューヨーク州で成功報酬債券募集開始

ニューヨーク州が、社会的インパクト債券の米国版である「成功報酬債券(Pay for Success)」の募集を開始しました。米国では既にマサチューセッツ州が導入していますが、ニューヨーク州の特色は、幼児教育や児童福祉、保健医療、公共の安全確保などの新たな領域に適用しようとしている点。ニューヨーク州は、今後、非営利中間団体からの申請を受け付けた上で、総額3000万ドルの資金調達を目指すと言うことです。今後の展開が期待されます。

http://www.governor.ny.gov/press/08012013-cuomo-pay-for-success-program

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インドにおけるベンチャー・フィランソロピーのエコ・システム開拓

アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワークとアーネスト&ヤングが共同で作成した報告書「インドにおけるベンチャー・フィランソロピーのエコ・システム開拓」が、非常に包括的な調査だったのでご紹介しておきます。 続きを読む

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ビッグ・データを活用した開発協力:国連グローバル・パルス・チームの挑戦

ニューヨーク・タイムズが、国連グローバル・パルス・チームを紹介していて面白かったのでシェアします。 続きを読む

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欧州におけるベンチャー・フィランソロピーと社会的インパクト投資の現状

先日、スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューの欧州ベンチャー・フィランソロピーの記事を紹介しました。この関連で、今年3月に欧州ベンチャー・フィランソロピー協会(EVA)が公表した「欧州のベンチャー・フィランソロピーと社会的投資2011/2012」という報告書も紹介しておきます。 続きを読む

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アジアにおけるインパクト投資の可能性

インパクト投資の波はアジアに押し寄せつつあります。今までにも何度か紹介しましたが、シンガポールで設立が検討されている社会的証券取引所はその一例です。またアジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワークも、ベンチャー・フィランソロピーという形でインパクト投資の発展に努めています。 続きを読む

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フィランソロピーと不平等:新しいフィランソロピーは世界を救うか?

スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューの記事をもう一つ紹介します。「フィランソロピーと不平等」という記事が、Zoltan J. Acsの新著「なぜフィランソロピーが重要なのか」に対する書評という形で、新しいフィランソロピーの動きを批判的に論じています。 続きを読む

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欧州で発展を続けるベンチャー・フィランソロピー

スタンフォード・ソーシャル・イノベーションの「欧州ベンチャー・フィランソロピーの成長」という記事は、近年の欧州におけるベンチャー・フィランソロピーの発展と今後の成長の可能性を包括的に論じていて読み応えがあります。 続きを読む

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Community Economies:コミュニティから経済を変える国際ネットワーク

日本でも地方経済の疲弊は深刻です。でも、これは日本だけの問題ではありません。グローバル資本主義の大きな波の中で、コミュニティは翻弄され、持続可能性を失いつつあります。このような問題意識から、コミュニティの持続可能性確保を出発点とするもう一つの経済システムを構想しようという動きは、全世界に広がっています。 続きを読む

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グラミン・バンクが解体の危機に!

ニューヨークタイムズの報道によると、バングラデシュ政府がグラミン・バンクの国営化や分割解体を検討しているとのことです。言うまでもなく、グラミン・バンクはノーベル賞受賞者のモハメド・ユヌス氏が立ち上げたマイクロ・ファイナンスの先駆的モデル。バングラデシュの現首相はユヌス氏への政治的弾圧を強めており、年齢を理由にユヌス氏をグラミン・バンクから退任させた後も、様々な圧力を加えています。開発途上地域の女性を中心とした起業支援で大きな実績を残し、しかも高い返済率を確保して持続可能なビジネスモデルを提示したグラミン・バンク。今後の動向を注視する必要がありそうです。
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テキスト寄附の現在:mGiveが2013年度調査報告書を発表

米国では、携帯電話やスマホのSMSを使ったテキスト・メッセージ寄附が一般化しています。SMSを使って、指定の宛先にテキストを送ると、自動的に口座から一定程度の寄附金が引き落とされ、自分が指定した非営利団体に寄附金が送られるというシステムです。寄附金額は、通常、一回あたり5ドルから10ドルが一般的です。調査を実施したmGiveは、この寄附システムのプラットフォームを提供している団体です。 続きを読む

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