政策」タグアーカイブ

欧米の主要助成財団の最新動向

先ほどご紹介した「国際グラント・メイキングの課題と展望」という調査報告に関連し、欧米の主要35助成財団を対象に、それぞれの財団の最新動向を調査し、「主要欧米助成財団の最新動向」という形でまとめました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

グローバル・フィランソロピーの時代における助成財団の新たな役割

1990年代以降、欧米先進国を中心にフィランソロピーセクターは大きく発展しました。助成財団セクターは量的に拡大し、またグラント・メイキング手法も多様な発展を遂げています。さらに、ドナー・アドバイズド・ファンドやオンライン寄附プラットフォームなど、新たなアクターも登場しています。さらに、中国助成財団センター、アジア・ベンチャー・フィランソロピーネットワーク、アラブ財団フォーラム、アフリカ・グラント・メーカーズ・ネットワークなど、地理的にも拡大しています。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

OECDが開発インパクト債券(DIBs)の活用に関するワークショップを開催

欧州財団センターによると、OECD開発センター、開発協力財団グローバル・ネットワーク、欧州財団センター他の共催により、社会的インパクト債券の手法を開発協力に応用した開発インパクト債券の活用について議論するワークショップが、来る10月24日に開催される予定とのことです。残念ながら、招待ベースですが、財団、企業、開発機関が参加する予定とのこと。どうやら、社会的インパクト投資推進に向けた主要先進国の動きが本格化しそうです。

http://www.efc.be/news_events/Pages/events_Development-Impact-Bonds.aspx

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

欧州共同体が社会的企業向け基金の認証制度を開始

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会の記事によると、欧州議会は今年3月、社会的企業などのソーシャル・セクターに対して投資するファンドに対する欧州共通認証制度を可決したとのことです。これは、欧州社会的企業向け基金法(EuSEF)と呼ばれ、一定の要件を満たしたファンド・マネージャーに与えられるとのこと。ファンド・マネージャーがこの認証を受けると、欧州域内で国境を越えた資金調達が容易になるというシステムです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ソーシャル・イノベーション・ファンドの報告書が発表されました

CHANGE!を掲げて当選したオバマ大統領の目玉政策の一つが、ソーシャル・イノベーション・ファンドです。基本的なコンセプトは、政府がNPOセクターのキャパシティ・ビルディングを積極的に支援することで、NPOセクターの経営基盤を確立し、寄附やボランティアを活用して社会的な問題に取り組もうというもの。もちろん、この裏には、政府の財政支出が削減されていく中で、NPOセクターの自立化を促すという面もあります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

G8社会的インパクト投資フォーラムの概要資料が公開されました。

既にこの情報ボックスでお伝えしているとおり、6月の英国 G8サミット開催に合わせて社会的インパクト投資フォーラムが英国政府の主催で開催されました。このフォーラムでは、主要先進諸国が一致して社会的インパクト投資を発展させることが合意されました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Leading for the Future:芸術文化団体に対するキャパシティ・ビルディング

2007年、ドリス・デューク財団は、芸術支援のための新たなイニシャチブを立ち上げます。伝統的な芸術支援プログラムが、アーチストに対する個人支援や芸術文化団体のプロジェクト支援だったのに対し、より芸術文化団体のキャパシティ・ビルディング支援に重点を置いた支援プログラムを開発しようというこのイニシャチブは、Leading for the Futureと命名され、NPOへの資金提供を通じたキャパシティ・ビルディング・サポート分野では最も専門性の高いNonprofit Finance Fund(NFF)に運営が任されます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ニューヨーク州で成功報酬債券募集開始

ニューヨーク州が、社会的インパクト債券の米国版である「成功報酬債券(Pay for Success)」の募集を開始しました。米国では既にマサチューセッツ州が導入していますが、ニューヨーク州の特色は、幼児教育や児童福祉、保健医療、公共の安全確保などの新たな領域に適用しようとしている点。ニューヨーク州は、今後、非営利中間団体からの申請を受け付けた上で、総額3000万ドルの資金調達を目指すと言うことです。今後の展開が期待されます。

http://www.governor.ny.gov/press/08012013-cuomo-pay-for-success-program

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

インドにおけるベンチャー・フィランソロピーのエコ・システム開拓

アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワークとアーネスト&ヤングが共同で作成した報告書「インドにおけるベンチャー・フィランソロピーのエコ・システム開拓」が、非常に包括的な調査だったのでご紹介しておきます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

欧州におけるベンチャー・フィランソロピーと社会的インパクト投資の現状

先日、スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューの欧州ベンチャー・フィランソロピーの記事を紹介しました。この関連で、今年3月に欧州ベンチャー・フィランソロピー協会(EVA)が公表した「欧州のベンチャー・フィランソロピーと社会的投資2011/2012」という報告書も紹介しておきます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather