NPO」カテゴリーアーカイブ

フィデリティが2013年版寄付白書を発表

米国では、ドナー・アドバイズド・ファンドという形の寄附プラットフォームが発展しています。簡単に説明すれば、ある個人が、寄付口座を開設し、その口座で資金を運用した上で、自分が選んだ非営利団体に寄附できるというシステムです。サービスを運用しているのは、コミュニティ財団が中心でしたが、90年代初頭の法改正により、大手の金融機関が参加できるようになりました。日本でも、特定寄附信託制度という形で類似の制度が動き始めていますが、米国の制度は、基金の運用先や基金の寄付先の指定がより柔軟に出来る点が異なります。 続きを読む

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英国で社会的証券取引ウェブサイト立ち上げ

先日のG8関連社会的インパクト投資フォーラムで、キャメロン首相がスピーチで紹介していましたが、英国で、社会的証券取引のためのインフォーメーション・ウェブサイトが立ち上がりました。これは、シンガポール他で検討されているような、直接、債券や株式を発行出来る「社会的証券取引所」ではなく、あくまでも情報サイト。 続きを読む

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企業のスキルをいかに活用するか:AVPNの無料ウェビナー

NPOにとって、最大の悩みは、企業と同じような専門的な人材・スキルに欠けていることです。規模が小さく、また、給料も低いNPOにとっては、こういう専門的な人材を雇用することは難しいのが現状です。この問題を解決するためには、企業の人材をプロボノやボランティアの形で活用する必要があります。 続きを読む

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ソーシャル・イノベーション・ラボでのプレゼンテーションご報告

先日、お知らせした「ソーシャル・イノベーションを担う人材育成」のプレゼンテーションを行いました。出席者は、ソーシャル・イノベーション・ラボのメンバーを中心に、色々なバックグランドの人たち。わずか2時間あまりでしたが、とても楽しい会になりました。それは、もっぱら、講師(=小林です)の力量というよりも、参加者のソーシャル・イノベーションへの熱意と多様性のためだったと思います。 続きを読む

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社会的インパクト投資をいかにゲットするか:社会的企業家向けマニュアル

社会的インパクト投資については、投資家や財団向けの解説や調査報告はたくさんあります。しかし、実際に、この社会的インパクト投資を受けて、事業を行う社会的企業家向けのマニュアルというのはなかなかありません。ワールド・エコノミック・フォーラム(ダボス会議)を運営しているシュワッブ財団が中心になって2011年にまとめた「社会的投資マニュアル:社会的企業家向けイントロダクション」は、このギャップを埋めるために作成された実用的なマニュアルです。 続きを読む

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パッカード財団のOE(Organizational Effectiveness)Wikiプロジェクト

米国の大型財団の多くは、2000年代に入り、キャパシティ・ビルディング・サポートを拡大させつつあります。理由は、真に経営能力とイノベーションを持ったNPOや社会的企業の経営基盤を強化することが、より持続可能で幅広いインパクトへとつながるからです。もちろん、その背景には、ベンチャー・フィランソロピーの手法が普及してきたことも見逃すわけにはいきません。 続きを読む

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ニューヨーク市立大学フィランソロピー&市民社会研究所の国際フェローシップ・プログラム

このフェローシップ・プログラムは、コミュニティ財団をターゲットにした3ヶ月間のプログラムです。ニューヨーク市立大学スタッフのレクチャーを受けながら、ニューヨークのコミュニティ財団やNPOの実地視察を通じて、コミュニティ財団の活動やNPOの活動についての理解を深め、また国際的なネットワークを広げることが出来る貴重な機会。5月17日締め切りです。ご関心のある方は以下のサイトをご覧下さい。

http://www.surveygizmo.com/s3/1185539/2013-Emerging-Leaders-International-Fellows-Program-and-U-S-Diversity-Fellowship

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クラウドをグラント・マネージメントに活用する

NPOにとって、公的支援プログラムや助成財団の資金を獲得することはファンド・レイジングの重要な一歩です。でも、申請書類の作成から始まり、助成を受けた後の支払い手続きや報告手続きなど、膨大な文書作成は悩みの種ですよね。お金を出す側はあまり意識していませんが、NPOにとっては、書類作成時間はそのままコストとして経営にのしかかってきます。特に、日本の場合は、電子文書法が導入されたにもかかわらず未だにはんこを押したオリジナル文書を要求されるからなおさらです。 続きを読む

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国際開発協力NGOの自己健康診断!:英国発のキャパシティ・ビルディング・ツール

英国の国際開発協力NGOのネットワーク「絆(Bond))が開発したHealth Checkというツールは、国際開発協力NGOが、それぞれの発展段階に応じて、自身のキャパシティをチェックし、今後のキャパシティ・ビルディングのための戦略計画策定につなげていくための自己診断ツールです。資料を見る限り、かなり大規模(職員100人以上?)なNGOを対象としたツールのようなので、日本のNPOがそのままこれを使うのは若干無理があるかもしれませんが、キャパシティ・ビルディングのための基本的な考え方と、そのためにどのような点に注目しなければならないかを知る上では、役に立つ資料です。 続きを読む

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英国発ファンドレイジング・オンライン会議(しかも無料!)

リソース・アライアンスが、5月15日〜16日に英国で開催されるファンドレイジング・オンライン会議への参加者登録を開始しました。登録は無料で、登録すれば、会議にオンライン上で参加できます。会議の内容はデジタル・ファンドレイジングについて。英語ですが、世界の最先端の動向を知ることができます。 続きを読む

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