ソーシャル・ファイナンス」カテゴリーアーカイブ

ビリオン・ダラー・グリーン・チャレンジ

クレスゲ財団の支援を得てサステナブル・エンダウメント研究所(SEI)が、米国で新たなチャレンジを開始しました。建物のエネルギー効率向上に投資するためのリボルビング・ファンドの設立です。総額10億ドルを目指しています 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

日本サステナブル投資白書2015

今日は、先日ご紹介した日本サステナブル投資白書刊行記念シンポジウムに行ってきました。発表もなかなか面白かったのですが、それはESG投資やサステナブル投資の専門家のコメントにお任せすることにして、インパクト投資関連で一言 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ワーカーズ・コレクティブ専門の金融機関

アルゼンチンが債務危機に陥った際、多くの企業が倒産を余儀なくされました。しかし、その中で、従業員がオーナーから企業を買い取ってそのまま事業を続けて経済危機を乗り切った事例がありました。このような従業員が共同所有する企業、あるいは組合型のワーカーズ・コレクティブが、現在、再注目されています 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

インパクト・セキュリティ立ち上げ

NPXという米国の金融会社が、「インパクト・セキュリティ」という金融サービスを立ち上げたようです。内容は、成果報酬型の社会的インパクト債をベースにしたもののようですが、公開で資金を募集する点が画期的のようです。これは社会的インパクト債市場拡大の起爆剤になるか、要注目ですね。

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ブレンディド・ファイナンス

世界経済フォーラムが「ブレンディド・ファイナンス」に関する記事を掲載しています。これは、先日OECDが出した開発協力レポートへのコメントですが、SDGsを達成するために必要な資金ギャップを埋めるには、民間投資と開発援助資金を組み合わせたブレンディド・ファイナンスを発展させる必要があるという議論です。例として取り上げられているのは、ゴールドマンサックスが全世界の女性起業家をターゲットに立ち上げたマイクロファイナンスプロジェクト。

インパクト投資の発展には、公的資金によるリスク管理が不可欠ですが、開発協力資金がブレンディド・ファイナンスとして入ってくれば、この領域は大きく拡大しそうです。

続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

グリーン債の成長見込み

スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)の最新の記事によると、グリーンボンドは、現在、インキュベーション段階、初期適用段階を経て、「高揚段階(Excitement Stage)」に入りつつあると言うことです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

エビデンス志向政策の普及に向けた提言

大統領選に向けて盛り上がっている米国。4年に一度の選挙の年は、様々なシンクタンクや市民団体が、次期大統領に対して政策提言を競う年でもあります。エビデンス志向政策(Evidence Based Policy)も例外ではありません。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

インパクト測定のビジネス価値

インパクト測定は重要ですが、この必要性については、「やらなければいけない」から、「説明責任」、「ステイクホルダーへのコミュニケーション」、「投資家の希望」など、多様な意見が見られます。では、インパクト測定は「義務」であり、ビジネスへのメリットはないのでしょうか。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

社会的インパクト債でいかにRCTを活用するか

社会的インパクト債では、公的資金を投入して民間投資家に経済的リターンを提供するため、厳格な評価が求められます。米国の場合、多くの案件では、無作為制御試験(RCT: Randomized Control Test)を使って介入成果を客観的に検証します。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather