社会的インパクト投資」カテゴリーアーカイブ

アジアにおけるインパクト投資の発展:Kordant Philanthropy Advisorsの報告

アジア・フィランソロピー・フォーラムやアジア系アメリカ人寄附などのサイトを通じて、アジアのフィランソロピーに関するネットワーク化と情報共有を積極的に進めてきたDien Yuenさんが、新たにKordant Philanthropy Advisorsを立ち上げました。今後、アジアにおけるフィランソロピー・コンサルティングを展開していくようです。 続きを読む

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次回英国G8サミットは社会的インパクト投資飛躍の場になりそうです。

先日、コーエン卿の社会的インパクト投資ウェビナーを紹介した際に少し触れましたが、どうやら、英国政府は、6月に英国で開催されるG8サミットで、社会的インパクト投資と社会的インパクト債券の推進に向けて、本気で取り組んでいるようです。 続きを読む

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社会的インパクト投資の将来:ロナルド・コーエン卿のウェビナーより

19日に、ハーバード・ビジネス・レビューが 「社会的インパクト投資の将来」というタイトルで、ロナルド・コーエン卿のレクチャーのウェビナーを行いました。とても充実した内容だったのでご紹介しておきます。 続きを読む

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スタンフォードの新たなフィランソロピー研究プロジェクト

スタンフォード大学フィランソロピー・市民社会研究センターは、多分、今、フィランソロピー研究で最も先端的な研究を行っているセンターのひとつ。このセンターが、昨年10月に開始した新たなプロジェクトが、「フィランソロピー、政策&テクノロジー」研究イニシャチブ。ビッグ・データがフィランソロピーにも導入され、社会的インパクト投資や社会的インパクト債券などの新たな資金調達メカニズムが発展している中、フィランソロピーはどのような方向を目指し、これを政府は政策的にどのように支援していくのかが研究の中心です。 続きを読む

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東アジア/東南アジア地域インパクト投資フォーラム

明日から2日間、香港大学で東アジア/東南アジア地域インパクト投資フォーラムが開催されるようです。主催は、ロックフェラー財団とアジア・コミュニティ・ヴェンチャーズ。会議には、日本からも、AVPN日本の伊藤さんをはじめ、コペルニクやARUNからもパネルとして参加されます。フォーラムを機に、ロックフェラー財団は、インパクト投資を推進するためのインパクト経済イノベーション基金の東アジア・東南アジア地域版も立ち上げる予定とのこと。東アジアでもインパクト投資の動きが本格化しそうですね。楽しみです。

http://www.asiacommunityventures.org/2013-east-and-southeast-asia-impact-investing-forum/

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社会的インパクト投資の成果測定マトリックス

社会的インパクト投資において、投資家は、投資リターンのみならず、投資がもたらす社会的インパクトを重視します。このような社会的インパクトを加味した投資リターンを測定する指標としては、REDFが開発したSROI(社会的投資収益率)がありますが、そこで中心となるのが、「成果」の定量化です。社会的インパクト投資が対象とする 社会領域は多様であり、そこには人の行動や意識の変化、生活の質の変化などの定性的なものが含まれます。これをどのように定量化すればよいでしょうか。 続きを読む

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Good Investor:社会的インパクト投資を検討している投資家のためのガイド

英国は、社会的インパクト債券を立ち上げ、またビッグ・ソサエティ基金を創設して非営利・社会的企業セクターへの新たな資金調達メカニズムを開始するなど、社会的インパクト投資を積極的に推進しています。その推進団体の一つ、Investing for Goodが、社会的インパクト投資を検討している投資家のためのガイドブックThe Good Investorをオンライン上で公開しました。 続きを読む

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オックスフォード大学が社会的インパクト投資の新プログラムを立ち上げ

オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールと言えば、スコール社会企業会議を開催し、国際的な社会企業研究の中心ですが、新たにインパクト投資に関するプログラムを立ち上げるようです。4月13日から16日まで4日半のプログラムで、実務家・研究者向けに社会的インパクト投資に関する政策、理論及び実務を、財団や投資会社、コンサルティング会社、シンクタンクの実務家やシニア・エグゼクティブ向けにレクチャーするとのこと。参加費5000ポンドでは、個人の参加は無理ですが、今後、社会的インパクト投資が拡大するにつれて、規模は大きくなっていくでしょう。これからの展開が期待されます。

http://www.sbs.ox.ac.uk/execed/finance/impactinvesting/Pages/impactinvesting.aspx

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ソーシャル・バンキング:金融から世界を変える

このコラムでも、たびたび取り上げていますが、ソーシャル・インパクトを追求する上で、金融が果たす役割は大変重要です。どんなにアイディアやスキルがあっても、資金がなければ活動はできません。この点については、日本でもソーシャル・ファイナンス、NPOバンク、マイクロ・ファイナンス、社会的インパクト投資などが議論されていますし、最近は、ファイナンシャル・インクルージョン(金融を通じた社会的包摂?)というコンセプトも登場しています。 続きを読む

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E- Health Point:インド発持続可能な保健医療モデル

開発途上地域における保健医療サービスの提供は重要な課題です。例えば、安全な飲料水を提供するだけで、保健の水準が飛躍的に向上するのみならず、水くみのために多くの時間を取られる若い女性達の就学率や生産性が向上します。また、早期の予防治療も医療コストを引き下げます。問題は、このような先進国では当たり前になっている保健医療サービスをいかに開発途上国において持続可能な形で提供することが出来るか、にあります。ここに、社会企業モデルが新たな事業分野を開拓できる可能性があります。 続きを読む

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