ベスト・プラクティス」タグアーカイブ

刑務所から起業する:PEPのユニークな試み

17日(日)付けのニューヨークタイムズが、面白い記事を掲載していたので紹介しておきます。テキサス州ヒューストンの非営利団体「刑務所起業プログラム(Prison Entrepreneurship Program)」は、受刑中の囚人を対象に、起業のためのトレーニングを行うプログラム。ビジネスプランの作り方から、マーケティング、資金調達まで、現役のビジネスマンとMBA学生ボランティアが講師やチューターを務めて囚人たちをサポートします。囚人たちは、刑期終了後、トレーニングの成果を踏まえて起業に乗り出すというプログラム。 続きを読む

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ArtSpace:アーチスト専門非営利不動産会社?

最近、日本でも、アーチストが古い家を借りてスタジオ兼住居にするようになりました。でも、個人で家を改装してスタジオにするのは大変だし、コストがかかります。こういう作業を専門にやってくれる不動産会社があれば助かります。さらに、比較的低額の家賃で貸してくれるのであれば、理想的です。 続きを読む

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AIR:芸術起業家時代の新たなアートサポートの試み

村上隆の「芸術起業論」のおかげで、日本でもアート活動にビジネスの視点を取り入れるという議論が活発になってきました。すべてのアーチストが、村上隆のように作品が億単位で売買されるようになる必要はないと思いますが、やはりアーチストも生きていく以上は、稼がなければなりません。そして、どうせ稼ぐなら、社会に役立つ稼ぎ方をしたいですよね。 続きを読む

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ArtPlace:アートサポートにおける恊働プラットフォーム

米国のアートサポートで現在発展しつつあるトレンドの一つが、アート・スペースの設立支援。コミュニティにおけるアーチストの活動の拠点となるスペースを設立すれば、それはアーチストの活動支援になるだけではなく、コミュニティの活性化にもつながります。日本でもバブルの時代に、自治体が「箱もの」文化施設を乱造し、バブル崩壊後に見事に破綻しましたが(一体、現在の稼働率はどうなっていて、また債務総額はどの程度なんでしょう?)、米国の場合は、民間財団主導で、しかもアーチストとコミュニティの意見を出来る限り取り入れているので大丈夫。 続きを読む

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ソーシャル・アウトソーシング:SamaSourceが切り開く新たな途上国支援の形

ハーバード社会企業大会のプログラムを見ていたら、ソーシャル・アウトソーシング(社会的責任アウトソーシングとも言うようです)というコンセプトを見つけました。どうやら、グローバル企業がアウトソースしている事業を、開発途上国における貧困支援や女性のエンパワーメントに活用しようと言う試みのようです。 続きを読む

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民主主義を修復する?:マッカーサー財団の新イニシャチブ

米国の民主主義が機能不全に陥りつつあります。上院を民主党が、下院を共和党が握って、ねじれ状態にある議会は,上院のフィルバスターもあってなかなか意志決定が出来ず、しかも、共和党の度重なる「財政の崖」瀬戸際政策は政府機能を停止させる恐れがあり、経済にも影響を及ぼしつつあります。さらに、前回の選挙では、マイノリティの投票を妨害しようという動きもありました。 続きを読む

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ボストン・カタリスト基金の実験

ノンプロフィット・ファイナンス基金がボストン財団や他のコミュニティ・ファイナンシャル機関と2010年に立ち上げたボストン・カタリスト基金は、NPOの協働を促進するために、コンサルティング・サポートと資金支援を行うというユニークな試みです。 続きを読む

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Creative Capital:アート界のヴェンチャー・フィランソロピー

ヴェンチャー・フィランソロピーの波が、アート・サポートの世界にも広がっています。従来のアート・サポートと言えば、フェローシップを1年間与えるとか、プロジェクトの資金を出すという程度。これでは、サポートが終わればそれで終わりです。でも、アーチストはその後も生活し、活動を継続しなければなりません。 続きを読む

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協働のためのオンライン・プラットフォーム:W4The Future

社会的インパクトを実現するためには協働が不可欠です。オンライン・プラットフォームの登場は、このような協働をグローバルに組織することがとても簡単になりました。 続きを読む

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Strategic Learning:評価イノベーションセンターの実践的提案

今年のアメリカ評価学会で話題になった評価手法の一つが、評価イノベーションセンターが提案したStrategic Learningモデル。助成財団の評価については、アウトプット評価→アウトカム評価→インパクト評価と進化してきて、現在は、インパクト評価のためのロジックモデル作成も一般化してきました。しかし、これらの評価は3〜5年間の中期計画サイクルの評価には向いていますが、ダイナミズムに欠きます。また、財団スタッフのコミットメントも受動的です。 続きを読む

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