投稿者「pha84025」のアーカイブ

ソーシャルイノベーションは世界を救わない!?

ギャップ・イヤーの創設者の一人、ロビン・ペンドレイの、アショカ・ブログ掲載記事が話題を呼んでいます。タイトルは、「ソーシャル・イノベーションは世界を救わない」。なかなか刺激的なタイトルですが、記事を読むと、なるほどと納得させられます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

データとNPOの微妙な関係:NTENの現状調査報告

米国では、もっぱら資金提供者側のリクエストもあり、NPOが「データを収集し、分析して成果を定量的に公開する」ことが強く求められます。また、ソーシャル・メディアのマーケティングでは、アクセス解析は基本ですし、社会企業であれば、ソーシャルアウトカムを定量化することは投資を受け入れる必須条件となります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

チャリティ団体評価サービスの評価指標ブックレット

非営利団体や協同組合において、自分たちの活動の成果を定量的に評価し、報告することは、アカウンタビリティの観点からも資金調達の観点からも重要です。しかし、評価指標は、目的によって多様です。社会的インパクト投資家向けの指標と、助成財団向けの指標は異なります。また、社会的監査、ソーシャル・リターン、社会的インパクトの評価観点は、それぞれ異なります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Acumen Fundの社会的インパクト測定指標

もう一つ、Arunシンポジウムのプレゼン資料を紹介します。社会的インパクト投資で先駆的な役割を果たしているアキュメン・ファンド(彼ら自身は、忍耐強い投資/Patient Investmentと言っています)の社会的インパクト測定指標についてのプレゼンです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Oiko Creditの社会的投資戦略

先日、この情報ボックスでご紹介したARUNの社会的投資に関する国際シンポジウムの発表資料がウェブサイト上で公開されました。キーノート・スピーチを担ったOiko Creditのプレゼン資料をシェアします。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Changing Our World, Inc.の企業社会貢献に関する報告書

グローバル・フィランソロピーの分野で活動しているコンサルティング・ファームのChannging Our World, Inc.が、企業の社会貢献に関する新しい報告書「新しいチェス盤:変わりつつある企業と社会のランドスケープ」を発表しました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Do Something.org:10代の若者向けアクション・キャンペーン

ソーシャルメディアの普及は、社会運動のキャンペーンのスタイルを根本的に変えました。フェイスブックやツイッターを駆使すれば、全国レベルでのキャンペーンを気軽に始めることが出来るようになりました。これをフルに活用して、10代の若者の社会参加を推進しているのがDo Something.org。過去1年間に220万人がキャンペーンに参加。会員数は100万人以上で、50万人以上が定期購読しており、2011年だけで1万5千人が寄附したという大型サイトです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Funding Exchange:オルターナティブ基金の全米ネットワーク

先日紹介したブレッド&ローズ・コミュニティ基金のような参加型手法を取り入れつつ、社会変革実現のために活動しているコミュニティ基金を、米国ではオルターナティブ・フィランソロピーと呼んでいます。伝統的なフィランソロピーが、どちらかというとエスタブリッシュメントの富裕層による上からの変革(いわゆるプログレッシブ)を目指すのに対し、オルターナティブ・フィランソロピーは、コミュニティに根ざしたアクティビスト達による社会変革を目指す点が異なると言えるでしょうか。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

The World WE Want 2015

2015年は、国連ミレニアム開発プログラムの目標達成年です。では、2015年以降にどのような目標を設定するのか。もちろん、ミレニアム開発目標が2015年に完全に達成される訳ではないですから、引き続き、これを尊重する必要はあります。他方、国連ミレニアム開発目標が定められた2000年と現在では、様々な点で状況が変化しています。例えば、この情報ボックスでも何度も取り上げてきたモバイル通貨やファイナンシャル・インクルージョンは、当時、まだ議論されていませんでした。また、気候変動に伴う災害の深甚化は、災害に対する耐久性(Resilience)確保という新たな課題もあります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather