投稿者「pha84025」のアーカイブ

SDGに向けたグローバル・フィランソロピーの協働プラットフォーム

国連総会でついにSDG(持続可能な開発目標)が採択されました。今後、国連機関、各国開発援助機関、各国政府は、SDGの達成に向けて協力していくことになります。この動きは、もちろん、世界の助成財団とも無縁ではありません。 続きを読む

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英国で新たなファンドレイジング規制が検討の俎上に

英国では、行き過ぎた寄附勧誘が問題になっています。発端は、多数のチャリティが寄附勧誘のために電話や手紙を殺到させたために自殺に追いやられた老嬢の事件です。これを機に、英国政府は独立レビュー委員会を立ち上げて対応を検討してきました。 続きを読む

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キックスターターがBenefit Corporationに

クラウド・ファンディングの代表的存在の一つ、キックスターターが、昨年、B-Corpを取得したのに続き、最近、Benefit Corporationに移行することを表明したという記事が、ニューヨークタイムズに掲載されました。キックスターターと言えば、アートやクリエイティブ産業の分野でのファンドレイジングの代表的存在。多くのテク・ベンチャーが、IPOを通じて巨額の富を得ようとする中、あえてBenefit Corporationへの道を選択したと言うことで話題を呼んでいます。 続きを読む

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米国成功報酬債に対して初の評価報告が公表されました

米国会計検査院が、現在、米国で進められている成功報酬債(Pay for Success Bond)に関する初の評価報告を公表しました。日本でも導入が進められようとしている社会的インパクト債。今後を考える上で参考になると思いますので共有しておきます。 続きを読む

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SROI報告作成アプリ登場!

オランダのNoaber財団が中心となり、社会的インパクト投資という概念の創始者の一人(彼自身はBlended Value=混合価値という言葉を使用しているけれども)であるジェド・エマーソンの協力の下、SinzerがSROI報告作成アプリの提供サービスを開始しました。ウェブサイトからサイン・アップし、必要情報を登録するだけで、すぐにSROI報告の作成作業に入ることが出来ます。 続きを読む

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ゴールドマンサックスのインパクト投資会社買収

すでに日本でも紹介されていますが、ゴールドマン・サックスが、米国の代表的な社会的インパクト投資会社のインプリント・キャピタルを買収しました。インプリント・キャピタルは2007年に設立され、主に米国の助成財団のミッション関連投資を仲介する上で主導的な役割を果たしてきました。2015年3月時点で、40のクライアントを持ち、運用資産額は5.5億ドルとのこと。 続きを読む

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ネクスト・システム・プロジェクト

米国でも、現状に危機感を抱いている人たちは少なくありません。貧富の差の拡大、システミック・クライシスを引き起こした金融システム、とどまらない環境破壊・・・。成長、巨大資本、都市を中心としたシステムが破綻しつつあるという認識が広がりつつあります。 続きを読む

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インパクト・ソーシングの波が米国に逆輸入!

かなり以前ですが、「インパクト・ソーシング」というコンセプトを紹介したことがあります。これは、IT産業などでソフトの開発をするときなど、コーディングの一部を開発途上国にアウト・ソーシングすることで、開発途上国の若者の雇用支援や教育支援を行おうというもの。米国のNPOが中間支援団体として入り、米国の大手IT企業と交渉しながら、作業の中の比較的簡単な部分を開発途上国のNPOに回し、開発途上国側では若者を訓練して、その仕事を通じて雇用します。採用された若者には、大学進学のための奨学金なども支給されるというシステムです。Digital Jobs AfricaやSama Groupなどが有名です。 続きを読む

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コレクティブ・インパクト・フォーラム

「世界を変える偉大なNPO」で日本でも普及しつつある「コレクティブ・インパクト」アプローチ。今更説明する必要もありませんが、これは「触媒型フィランソロピー」とセットになる考え方、セクターを越えた様々なアクターが、共通の目標と評価測定基準を設定し、基幹団体(Backbone organization)の調整に基づいて、コミュニティの変革を目指すという手法です。 続きを読む

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