国際開発協力」カテゴリーアーカイブ

ポスト2015に向けてビジネス・セクターが貢献できること

少し古い情報ですが、3月に、「国連グローバル・コンパクト」と「持続可能な開発のための世界ビジネス協議会」がワールド・エコノミック・フォーラムの協力を得てまとめた報告書をご紹介しておきます。 続きを読む

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マイクロ・ファイナンス・ハンドブック刊行!

世銀が「新マイクロ・ファイナンス・ハンドブック」を発表しました。金融包摂に焦点を当て、政府の役割、ドナーの役割、インパクト評価、各種サービスの概要(貯蓄、貸出、保険、送金、モバイル通貨・・・)などを取りまとめています。今後、マイクロ・ファイナンス関係のプロジェクトを進める団体にとってはスタンダードなテキストの一つになるでしょう。 続きを読む

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社会進歩指標(Social Progress Index)はポスト2015/SDGのスタンダードになり得るか?

先ほどご紹介した「フィランソロピーとポスト2015」会議で議論されたトピックの一つが、ポスト2015や持続可能な開発目標(SDG)の進展を図る共通指標をどのように設定するか、という点です。分かりやすい指標が設定され、毎年、国際機関などを通じて達成度が公開されれば、財団、NPO/NGO、各国政府開発機関や国連機関が、それぞれのキャパシティにおいて目標達成に向けて協力することが出来ます。 続きを読む

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SDGにおけるグローバル・フィランソロピーの役割とは?

先日、国連経済社会委員会が、UNDPやOECD開発協力財団グローバル・ネットワーク、WINGSなどと共催で、「フィランソロピーとポスト2015」という会議を開催しました。国連ミレニアム開発目標が終了する2015年以降の国際開発分野において、SDG(Sustainable Development Goal)を一つのキーワードに、先進国政府・開発機関や国連と、ゲーツ、ロックフェラーなどの大型財団がどのような形で協力できるかを議論する一日の会議。オンラインで全プログラムが公開されていたので、概要を報告しておきます。 続きを読む

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国際開発協力NGOの自己健康診断!:英国発のキャパシティ・ビルディング・ツール

英国の国際開発協力NGOのネットワーク「絆(Bond))が開発したHealth Checkというツールは、国際開発協力NGOが、それぞれの発展段階に応じて、自身のキャパシティをチェックし、今後のキャパシティ・ビルディングのための戦略計画策定につなげていくための自己診断ツールです。資料を見る限り、かなり大規模(職員100人以上?)なNGOを対象としたツールのようなので、日本のNPOがそのままこれを使うのは若干無理があるかもしれませんが、キャパシティ・ビルディングのための基本的な考え方と、そのためにどのような点に注目しなければならないかを知る上では、役に立つ資料です。 続きを読む

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Policy Impact Toolkit:「変革(Change)」のためのマニュアル

ソーシャル・イノベーションにおいて、最も効果的であり、かつ最もチャレンジングな目標は、政策に影響を与えることです。途上国の開発問題のみならず、あらゆる社会的課題において、最大の影響力を持つのは政府であり、その政策を変えることが、ソーシャル・イノベーションにつながるからです。 続きを読む

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Instiglio:社会的インパクト債券を開発途上国に適用する

エコノミストの記事で紹介されていたInstiglioは、まだスタートアップの段階ですが、社会的インパクト債券モデルを開発途上国に適用すべく様々なアイディアを提案しています。具体例は以下の通りです。 続きを読む

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E- Health Point:インド発持続可能な保健医療モデル

開発途上地域における保健医療サービスの提供は重要な課題です。例えば、安全な飲料水を提供するだけで、保健の水準が飛躍的に向上するのみならず、水くみのために多くの時間を取られる若い女性達の就学率や生産性が向上します。また、早期の予防治療も医療コストを引き下げます。問題は、このような先進国では当たり前になっている保健医療サービスをいかに開発途上国において持続可能な形で提供することが出来るか、にあります。ここに、社会企業モデルが新たな事業分野を開拓できる可能性があります。 続きを読む

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YouTrust.org:YouTube時代の国際キャンペーン・プラットフォーム

YouTubeの登場により、映像を使った国際キャンペーンがとても簡単になりました。今や、YouTubeを通じて、災害、紛争、飢饉などの映像や、特定の主義・主張を 伝えることで、国境を越えたインパクトを容易に実現できます。しかし、もちろん、YouTubeには様々な映像が氾濫しているので、YouTubeだけでは、これらの多様な映像の中に埋没してしまいます。 続きを読む

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マイクロ・ファイナンスは万能か?

マイクロ・ファイナンスは、貧困削減のための重要なツールとして、近年、急速に拡大しています。しかし、この発展は商業銀行の参入を招き、貸出レートのつり上げや過剰融資によるバブルなどの問題も引き起こしています。そもそも、需要が十分でない貧困コミュニティにマイクロ・エンタープライズが乱立しても共倒れする可能性が高いというのが現状です。 続きを読む

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