フィランソロピー」カテゴリーアーカイブ

Youth Philanthropy:若者の寄付活動を支援・促進する

寄付やボランティアが社会に広がるためには、若い頃からこういう活動に慣れ親しんでいるのが一番です。ボランティア活動に参加するのはもちろん重要ですが、たとえば、自分たちで寄附金を集めたり、あるいはグラント・メイキングの活動に参加したり出来れば、たぶんその楽しさと重要さを実感として理解できるはずです。こういう経験は、その後の人生においても大きな影響力を持つことでしょう。 続きを読む

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ベンチャー・フィランソロピーと社会的投資ガイドの決定版登場

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会(EVPA: European Venture Philanthropy Association)が「ベンチャー・フィランソロピーと社会的インパクト投資の実践ガイド」を刊行しました。おそらくこの報告書、現時点で入手できる最良の実践的なガイドとして、今後、ベンチャー・フィランソロピーや社会的インパクト投資を始めたいと思っている人達のスタンダードなガイドブックになると思われます。この分野に関心のある方は、必読です。 続きを読む

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欧州コミュニティ財団イニシアチブが立ち上げられました。

私は、ビル・ゲイツのような資産家が設立する巨大財団と同じぐらい、コミュニティ財団もフィランソロピーの発展に重要な役割を果たしていると思っています。なぜなら、規模は圧倒的に小さいけれど、コミュニティ財団は、コミュニティのニーズを丁寧にすくい取り、持続可能な形でコミュニティに貢献できるからです。 続きを読む

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災害支援フィランソロピーの戦略ブック

フィランソロピーの役割の一つに災害支援があります。災害直後の寄付・物資集めやボランティア派遣、さらに中長期的な復興支援に向けたコミュニティ財団の活動やNPOの活動など、フィランソロピーの役割は災害支援において重要な役割を果たします。 続きを読む

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ゲイツ財団と「20世紀型助成財団モデル」の将来

朝日新聞が日本国際交流センター他の協力を得て、ビル・ゲイツ氏を日本に招き、講演会や対話事業などを行いました。これは、今年開始された「寄付月間」とも連動しています。これを機に、日本でも「フィランソロピー」という言葉が定着し、寄付や助成財団の活動がさらに活発化することを期待したいと思います。ビル・ゲイツ氏の一連の発言は、本当に深いメッセージが込められているので、ぜひ記事をお読みいただければと思います。 続きを読む

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カルバート財団が米州開発銀行と新たなインパクト投資を開始

この情報ボックスでも何度か取り上げているカルバート財団が、米州開発銀行とパートナーを組んで、中南米における中小企業、教育、住宅、農業協同組合などに対するデット投資プログラムを立ち上げました。初期投資額は2000万ドルとのこと。 続きを読む

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フィランソロピー・社会的経済 青書2016発表!

この情報ボックスでもたびたび紹介しているスタンフォード大学のルーシー・バーンホルツ氏が、「フィランソロピーと社会的経済 青書2016」を発表しました。2010年から毎年、彼女が個人的に発表している青書は、フィランソロピーと社会的経済の現状と将来を的確に把握していて、この分野に関心を持つ人たちの必読書になっています。実際、彼女は早い時点から社会的インパクト投資や社会的インパクト債の発展を見通し、非営利と営利のハイブリッド化について考えてきました。まさにこの業界のオピニオン・リーダーの1人と言って良いと思います。 続きを読む

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ベンチャー・フィランソロピーの非財務支援実用ガイド

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会が、最近出した「非財務支援を通じた価値付与のための実用ガイド」は、欧州ベンチャー・フィランソロピー協会が過去10数年間にわたり蓄積してきた非財務支援のマネージノウハウをすべて集約した画期的なもので、ぜひ広く読まれてほしいガイドです。 続きを読む

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サンベルナルディーノ銃撃事件とイスラム・フィランソロピー

先週、米国カリフォルニア州サンベルナルディーノで起きた銃撃事件は、イスラム国の影響を受けた米国人イスラム教徒のテロ事件として衝撃を与えました。日本でも、米国内で反イスラム感情が高まっていると報道され、また次期大統領選に共和党から出馬しているトランプ氏が、例によって過激に「イスラム教徒の入国を制限すべきだ」という発言をして物議を醸しています。しかし、多様性を重んじる米国では、こういう報道の陰で、様々な努力が進められていることを見逃してはならないと思います。 続きを読む

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ザッカーバーグ氏のフィランソロピーモデル(続々編)

ザッカーバーグ氏のフィランソロピーに関するさらなるコメントです.

12月4日に、ザッカーバーグ氏自身のメッセージがポストされました。これによると、「財団を作ったら、その時点で免税になるけれど、財団には制約がある。自分たちにとって最も重要なものは、ベストの仕事を行う組織に資金を提供する柔軟性にある。その組織がどのような法人格を持っているかは関係ない。もちろん、LLCの場合、キャピタルゲインに課税されるけど、自分たちは払うつもりだ。」ということでした。 続きを読む

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