NPO」カテゴリーアーカイブ

ソーシャル・イノベーション・ファンドの報告書が発表されました

CHANGE!を掲げて当選したオバマ大統領の目玉政策の一つが、ソーシャル・イノベーション・ファンドです。基本的なコンセプトは、政府がNPOセクターのキャパシティ・ビルディングを積極的に支援することで、NPOセクターの経営基盤を確立し、寄附やボランティアを活用して社会的な問題に取り組もうというもの。もちろん、この裏には、政府の財政支出が削減されていく中で、NPOセクターの自立化を促すという面もあります。 続きを読む

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事業成果のモニタリング・ツール開発

先日、社会的投資収益率のガイドブックをご紹介しました。これは、社会的インパクトの測定を基礎にして投資の成果を具体的な金銭価値に換算し、投資効果を算定する手法です。しかし、小規模のNPOにとっては、なかなかこれだけの作業をするのも大変です。 続きを読む

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Khan Academy:オンラインを通じた初等教育革命

Khan Academyというのは、ヘッジファンドのマネージャーだったSalman Khanがオンライン上で始めた教育プログラムです。完全に無料で、初等教育レベルの数学、生物学、化学、物理学をカバーし、人文社会分野では金融!と歴史の科目を持っています。1回のクラスに相当するのは10分間のビデオで、コンピューター上で受講することが出来ます。用意されているビデオ数は現時点で4500以上。カリキュラムはさらに拡大しています。現在の利用者は、毎月600万人を超えるとのことです。 続きを読む

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社会的インパクトを測定するためのオンライン・ツール:Outcomes Star

社会的インパクトを測定する際に、最も手間がかかるのが、利害関係者に対する調査です。社会的インパクトの測定に際しては、サービスの直接の受け手やこれに関連するコミュニティが、事業の結果、「どのように変化したか」が重視されます。これをチェックするためには、プログラム・利害関係者毎に評価指標を設定し、それぞれの指標に即して変化を追跡しなければなりません。追跡の方法は、インタビュー、アンケート調査、あるいは標本調査などが中心になります。でも、これ、なかなか大変ですよね。 続きを読む

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社会的投資収益率(SROI)を自分で算定してみよう!

ソーシャルな活動をしている団体であれば、 NPO、財団、社会的企業 、コミュニティ・ビジネス、政府機関、一般企業のどんな団体でも、自分たちの活動のインパクトを測定し、これを数値化したいと思うはずです。企業のCSR担当者や政府機関の評価担当者は、自分たちの活動の費用対効果を数値で示すことで予算を獲得出来ます。NPOや社会的企業も、寄附を募ったり助成金を獲得したり出来ます。さらに、コミュニティ・ビジネスであれば、自分たちの活動がどれだけコミュニティに貢献しているかをアピールして活動の幅を広げることが出来ます。 続きを読む

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NPO立ち上げの前に自問すべき7つの質問

About.comの記事が面白かったのでシェアしておきます。NPOを立ち上げる前に自問すべき7つの質問です。さすが、NPOセクターが発達していて競争が激しい米国では、ハードルが高いような気がしますが、ある部分は日本のNPOにも当てはまるような気がします。 続きを読む

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Leading for the Future:芸術文化団体に対するキャパシティ・ビルディング

2007年、ドリス・デューク財団は、芸術支援のための新たなイニシャチブを立ち上げます。伝統的な芸術支援プログラムが、アーチストに対する個人支援や芸術文化団体のプロジェクト支援だったのに対し、より芸術文化団体のキャパシティ・ビルディング支援に重点を置いた支援プログラムを開発しようというこのイニシャチブは、Leading for the Futureと命名され、NPOへの資金提供を通じたキャパシティ・ビルディング・サポート分野では最も専門性の高いNonprofit Finance Fund(NFF)に運営が任されます。 続きを読む

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芸術文化団体のソーシャル・メディア・マーケティング

American for the ArtsのNational Arts Marketing Projectが、Marketing Mixology: 13 Social Media Infographics Every Marketer Needs To Seeを発表しました。芸術文化団体が、ソーシャル・メディアを使ってマーケティングするために留意すべきポイントやマーケットの動向を分かりやすく13のインフォグラフィックスでまとめたものです。 続きを読む

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NPOの人材育成:ETIC Driveマガジン・インタビュー第三回

今までも紹介してきましたDriveマガジン石川さんのインタビュー記事の最終回が掲載されました。うまく石川さんに乗せられて「語って」しまい、少し恥ずかしいですが、石川さんが、DoingよりもBeingという素晴らしいまとめをしてくれたこともあり、良い内容の記事に仕上がったと思います。NPOで働くことの意味について、あるいはどういう人材が求められているかについて、考えたいと思っておられる方々、ご一読頂ければ幸いです。

http://www.etic.or.jp/drive/labo/881

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