ソーシャル・ファイナンス」カテゴリーアーカイブ

社会的インパクト投資と評価の関係を考える

ジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所の同僚で、社会的インパクト投資の専門コンサルティング会社をニューヨークで立ち上げたウィリアム・バーカートが、クロニクル・オブ・フィランソロピー誌に「民間インパクト投資が社会変革を行っているかどうかを証明する必要がある」というタイトルの論説を寄稿しました。なかなか説得力があるので、紹介しておきます。 続きを読む

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ニューヨーク初の社会的インパクト債は失敗!

The Bond Buyer紙がニューヨーク初の社会的インパクト債が失敗に終わったと報じています。対象となっていたプロジェクトは、青少年受刑者の更生プログラム。第三者評価によりプロジェクト進捗状況を評価したところ、当初の目的を達成していないことが判明したため、プロジェクトは打ち切りとなったと言うことです。この結果、ゴールドマンサックスは720万ドルの投資のうち、120万ドルの損失を計上したとのこと。残りの600万ドルは、ブルームバーグ・フィランソロピーという助成財団が損失補填をしました。 続きを読む

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米国が社会的インパクト債の法制化を準備中

米国では、3月に「社会的インパクト・パートナーシップ法」が超党派で上院に提出されました。内容は、米国政府が現在進めている社会的インパクト債(成功報酬債Pay for Success)をさらに推進するため、米国政府が補助金を出すにあたっては定量的な成果指標を導入し、また連邦、州、地方政府のそれぞれのレベルで財政支出削減を進めることを強化しようというもののようです。 続きを読む

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英国が社会的投資促進のための法整備を準備中

5月28日付で、「チャリティ(保護及び社会的投資)法」が英国貴族院に提出されたそうです。内容は、チャリティ委員会の権限強化やチャリティ理事会や経営者の就任資格の厳格化など、チャリティ団体の不正防止措置の強化と、チャリティ団体の社会的投資推進に向けた法整備の2つ。 続きを読む

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インパクト投資と財団

近年、急速に関心を高めているインパクト投資ですが、関心が先行していて現実が追いついていないというのが現実です。これを裏付ける調査をCenter for Effective Philanthropyが発表しました。 続きを読む

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G8社会的インパクト投資タスクフォース報告書刊行!

今までもご紹介してきたG8社会的インパクト投資タスクフォースが1年の作業を経て、ついに報告書を発表しました。G8各国の社会的投資の現状を把握し、主要先進諸国においてこれから社会的インパクト投資を発展させていくためには何が求められるのか。今後の社会的インパクト投資の発展の鍵を握る重要な報告書だと思います。もちろん、日本の報告書も入っています。詳しくは以下をご覧ください。

http://www.socialimpactinvestment.org

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社会的投資市場形成に向けたロードマップ

しばらくご無沙汰していて申し訳ありませんでした。この間の仕事の一つとして、社会的投資促進フォーラムに参加し、一メンバーとして社会的投資市場ロードマップの策定に関わっていました。このロードマップ、出版費用をシューティング・スターを通じて調達しようとしています。社会的投資市場についてご関心をお持ちの方、ぜひ以下のサイトをご覧ください。ご協力よろしくお願いします。

http://shootingstar.jp/projects/1194

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ゴールドマンサックスが世銀と女性企業家支援を開始

ゴールドマンサックスが、「10,000人の女性支援」プロジェクトの一環として、世界銀行とパートナーシップを組み、女性企業家金融支援プログラムを開始しました。対象は、開発途上国の女性がオーナーの中小企業。世銀グループのIFCと組、総額6億ドル規模の資本調達を目指すとのことです。 続きを読む

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米国マサチューセッツ州が最大規模の成功報酬債を立ち上げ

2014年1月29日、マサチューセッツ州は、総額2700万ドルにのぼる成功報酬債契約を締結したと発表しました。米国では、現在、成功報酬債(PFS: Pay for Success Bonds)という名称で社会的インパクト債の導入が進められていますが、その中でもこれは最大規模のものです。もしこの試みが成功すれば、今後、このような大規模のプログラムが米国各地で立ち上がることが期待されます。 続きを読む

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ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)についてのTEDトーク

熊沢さんのシェアを再シェア。SIBについてのTEDトークです。日本語字幕付。10分程度で基本的な概念を学ぶことが出来ます。 続きを読む

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