社会的インパクト投資」カテゴリーアーカイブ

社会的インパクト投資ガイド

英国のNPC(New Philanthropy Capital)が、Best to Invest?という社会的インパクト投資ガイドを発表しました。社会的インパクト投資を考えている財団、投資団体、個人等を対象に、社会的インパクト投資の基本的な考え方を説明すると共に、グラントと社会的インパクト投資のどちらが適しているのか、仮に社会的インパクト投資を行う場合にチェックすべき点は何か、どのようなリスクがあるのか、社会的インパクト投資を開始するに当たって何をなすべきか等が分かりやすく説明されています。なかなか充実した内容の報告書です。

http://www.thinknpc.org/publications/best-to-invest/?utm_medium=email&utm_source=Wellbeing+(New+Philanthropy+Capital)&utm_campaign=2907348_July+2013+newsletter&utm_content=Besttoinvest&dm_i=UL9,1QBBO,7VGOBU,65QW9,1

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英国政府が社会的インパクト市場の現状報告を発表

以前にご紹介したとおり、英国政府は6月のG8サミット開催に合わせて社会的インパクト投資に関するフォーラムを開催しました。フォーラム開催の際に配布された報告書が、英国政府のウェブサイトに掲載されたのでお知らせします。 続きを読む

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変化するアフリカのフィランソロピー:Tony Elumelu財団の挑戦

アフリカに対する支援と言えば、日本ではまだ人道支援のイメージが強いのではないでしょうか。確かに、飢饉、戦乱による難民や大量虐殺、感染症などの深刻な問題をアフリカは抱えています。しかし、一方で、近年、アフリカ・グラントメーカーズ・ネットワークが立ち上がり、また、様々な社会的インパクト投資団体がアフリカ支援に乗り出しており、アフリカのフィランソロピーの風景が変わりつつあることも認識する必要があります。 続きを読む

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社会的インパクト投資拡大のための方策

7月14日付のクロニクル・オブ・フィランソロピー誌が「社会サービス・グループは新たな収入源なしに生き残れない」という論説を発表しました。テーマは、政府補助金が減少している中、寄附金への減税措置のみを政策として議論しているだけでは、非営利の社会サービス提供団体は生き残れないので、社会的インパクト投資を拡大するための政策を拡充すべきというものです。具体的に挙げられている政策オプションとしては 続きを読む

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教育分野における社会的投資の役割:ヤング財団報告より

英国のヤング財団が、「教育における社会的投資」と言う報告書を公表しました。一般に英国における社会的投資は、再犯防止や失業対策などを中心に発展してきましたが、教育分野においても社会的投資が有効であるということを実証的に明らかにしようという報告で興味深いです。 続きを読む

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「フィランソロピーの新たなフロンティアと助成財団の役割」:日本の公益法人制度の将来を考える

もう一つ、内閣府公益等認定委員会においても、委員及び職員の皆様を対象にした部内研究会でお話しする機会を頂きました。内容は、公益法人協会でのプレゼンテーションと若干ダブりますが、グローバルに進展しているフィランソロピーの新たな動向を踏まえて、今後、日本の公益法人制度( +特定非営利活動法人制度も?)をどのように見直していくかの方向性について論じました。ご関心のある方は、以下のサイトをご覧下さい。こちらの方は、日本語の概要報告がついており、プレゼンテーション資料も日本語となっています。

https://www.koeki-info.go.jp/pictis_portal/other/pdf/20130612_philanthropy.pdf

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「フィランソロピーの新たなフロンティア領域における助成財団の役割」

日本に一時帰国中、公益法人協会で私の米国における研究「フィランソロピーの新たなフロンティア領域における助成財団の役割」についてお話しする機会を頂きました。公益法人協会様のご厚意により、プレゼンテーション・ペーパーも公開されています。ご関心がある方は、以下のサイトをご覧下さい。プレゼン資料は英語で、基本的にはジョンズ・ホプキンス大学での発表資料と同じものを使用しています。

http://www.kohokyo.or.jp/kohokyo-weblog/topics/2013/06/post_406.html

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G8社会的インパクト投資フォーラム開催

少し時間が経ってしまいましたが、G8サミットに先立つ6月6日、英国政府主催により「G8社会的インパクト投資フォーラム」が開催されました。フォーラムには、G8各国から社会的インパクト投資関係者や政府関係者が出席した模様です。 続きを読む

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2013年は社会的投資促進元年:欧州委員会がソーシャル・ヨーロッパ・ガイド第4巻を発行

欧州委員会が、「社会的経済と社会的企業:ソーシャル・ヨーロッパ・ガイド第4巻」を発表しました。欧州における社会的経済と社会的企業の現状を概観し、この促進に向けた展望をまとめた報告書です。 続きを読む

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社会的インパクト投資をいかにゲットするか:社会的企業家向けマニュアル

社会的インパクト投資については、投資家や財団向けの解説や調査報告はたくさんあります。しかし、実際に、この社会的インパクト投資を受けて、事業を行う社会的企業家向けのマニュアルというのはなかなかありません。ワールド・エコノミック・フォーラム(ダボス会議)を運営しているシュワッブ財団が中心になって2011年にまとめた「社会的投資マニュアル:社会的企業家向けイントロダクション」は、このギャップを埋めるために作成された実用的なマニュアルです。 続きを読む

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