社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)」カテゴリーアーカイブ

コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。こういう問題への一つの解決策として英国で導入されたのがコミュニティ・シェアズです。 続きを読む

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アメリカの「生活賃金」運動と「生活賃金計算機」

8月30日付で主要メディアが、米国マクドナルド労働者のストライキについて報じています。マクドナルドやウォルマートに代表される低賃金労働状況の改善を求める動きは、今後、さらに大きくなっていくでしょう。 続きを読む

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欧州委員会が、新たなマイクロ・ファイナンスと社会的企業支援を開始

欧州委員会が、2014年から2020年までの期間におけるマイクロ・ファイナンス融資枠と社会的企業支援プログラムを立ち上げました。欧州委員会の発表によると、新しいプログラムは以下の3つからなります。 続きを読む

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教育分野における社会的投資の役割:ヤング財団報告より

英国のヤング財団が、「教育における社会的投資」と言う報告書を公表しました。一般に英国における社会的投資は、再犯防止や失業対策などを中心に発展してきましたが、教育分野においても社会的投資が有効であるということを実証的に明らかにしようという報告で興味深いです。 続きを読む

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障害者雇用促進に向けた官民パートナーシップ:米国でInclusive Workforceサミット開催

障害者の雇用促進は、すべての社会にとって重要な課題です。単に政府が規制をかけて強制的に雇用を促しても問題は解決しません。障害者が働きやすい職場環境づくりや、障害者でも最大限能力を発揮出来るイノベーションが求められます。 続きを読む

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2013年は社会的投資促進元年:欧州委員会がソーシャル・ヨーロッパ・ガイド第4巻を発行

欧州委員会が、「社会的経済と社会的企業:ソーシャル・ヨーロッパ・ガイド第4巻」を発表しました。欧州における社会的経済と社会的企業の現状を概観し、この促進に向けた展望をまとめた報告書です。 続きを読む

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OECD LEED Program:OECDの社会的企業促進に向けた政策提言

韓国の社会的企業育成法についての話題が出たついでに、OECDの取り組みについて紹介しておきます。OECDの「起業、中小企業、地域開発」研究センターのLEED Programme(Local Economic and Employment Development)は、地域に根ざした持続可能な開発の担い手として社会的企業に着目し、先進諸国における社会的企業促進に向けた調査・政策研究に取り組んでいます。 続きを読む

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