レポート」タグアーカイブ

集合的インパクトを可能にする「共有評価指標(Shared Measurement)」

FSGが推進している「集合的インパクト(Collective Impact)」のコンセプトが国際的な拡がりを見せています。当初、FSGは強力な事務局の存在を前提としたコミュニティ規模の協働を想定していました。しかし、米国から海を越えた英国では、より緩やかなネットワーク志向の「集合的インパクト」の可能性が模索されています。 続きを読む

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「社会的インパクト債」の可能性と限界

日本でも、NHKで紹介されるなど関心を集めている「社会的インパクト債」。英国のピーターバラ刑務所で最初に導入されてから5年が経過した時点での現状をまとめた報告書が、昨年7月に米国のブルッキングス研究所から公開されています。 続きを読む

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大規模NPOのスケールアップの秘訣

米国では、大規模なNPOが社会福祉分野で大きな役割を担っています。ほぼ米国全域にくまなくネットワークを張り巡らすまでに成長した救世軍やセイブ・ザ・チルドレンのような組織は、どのようにしてこのスケールアップに成長したのでしょうか。日本の状況と異なり、彼らは法律で保護されたり政府からの助成金で安定した成長を遂げることが出来たわけではありません。彼らの経験は、おそらく他のNPOのスケールアップ戦略にも参考になるでしょう。 続きを読む

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公益分野でのデジタル技術活用を加速させるプラットフォーム

デジタル技術を公益分野で活用するための様々な試みが始まっています。代表的な例としてはCode for Japanの活動があります。被災者支援やコミュニティ開発などに役立つアプリの開発を行う非営利組織です。また、最近、注目が高まっているFinTechの分野でも、金融包摂を目指した製品・サービスの開発が始まっています。スマートフォンが普及し、安価できめの細かいサービスが双方向で可能となったため、デジタル技術は公益セクターに革命的な変化をもたらすことが期待されます。 続きを読む

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グローバルNGOとオンライン・テクノロジー

Nonprofit Tech for Goodが、グローバルNGOのオンライン・テクノロジー活用状況に関する最新の調査報告を発表しました。グローバルな統計と地域別の統計を出しているため、日本のNGOにとってもベンチマークの設定などに活用できそうです。 続きを読む

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Youth Philanthropy:若者の寄付活動を支援・促進する

寄付やボランティアが社会に広がるためには、若い頃からこういう活動に慣れ親しんでいるのが一番です。ボランティア活動に参加するのはもちろん重要ですが、たとえば、自分たちで寄附金を集めたり、あるいはグラント・メイキングの活動に参加したり出来れば、たぶんその楽しさと重要さを実感として理解できるはずです。こういう経験は、その後の人生においても大きな影響力を持つことでしょう。 続きを読む

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SROIを巡る「神話」に反論する

社会的投資収益率(SROI: Social Return of Investments)の評価手法が普及するに伴い、これに対する批判も拡大しています。しかし、その批判の中には、SROIの概念に対する誤解に基づくものが多いのが現実です。社会的価値を評価するために望ましい手法は何かという観点からは、より建設的な議論が求められます。 続きを読む

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評価の第五の波:社会的インパクト評価

ロックフェラー財団が、評価の「第五の波」として、社会的インパクト評価の定式化に乗り出しました。昨年、公開された「第五の波:社会的インパクト評価」という報告書が、この動向を簡潔に要約しています。 続きを読む

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社会的インパクト債第一号事業の最終評価報告書が公開される

ここ数年で急速に拡大し、英米のみならず、オーストラリア、カナダ、韓国など世界各地で導入が進められている社会的インパクト債(SIB)。この第一号事業は、英国のピーターバラ刑務所の再犯予防事業でした。この事業については、既に成果報告やパフォーマンス報告が公開されていますが、昨年末に法務省が委託した最後の評価報告が公表されました。これに関連し、英国の市民社会メディアが辛口の論考を掲載しています。 続きを読む

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