NPO」カテゴリーアーカイブ

高パフォーマンスのための7つの必須項目

ソーシャル・セクターの組織にとっては、限られた予算で持続可能性を確保しつつ高いパフォーマンスを出すことは常に重要な課題です。万能薬はありませんが、事業や組織の運営において、どの点に留意しなければならないかは、ある程度一般化可能です。Leap of Reasonは、このためのパフォーマンス必須キャンペーンをウェブサイト上で展開しています。よくまとめられたものだと思いますので紹介しておきましょう。 続きを読む

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社会的価値の7原則

日本でもSROIが知られるようになり、また社会的投資への関心が高まってきました。この基礎となるのが「経済的価値」ではない「社会的価値(ソーシャル・バリュー)」をどう評価するか、という問題です。経済中心から社会・コミュニティ中心へとシステムを変えていく上で中心となるのがこの「社会的価値」という考え方です。 続きを読む

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米国NPOの大半はリーダー継承計画が不在?

ボストン・グローブ紙の記事です。米国のNPOの事務局長の多くは、団塊世代ですでに60代半ばを越えていますが、その大半は、まだ後継者への明確な移管計画を策定していないとのこと。NPOの多くが、事務局長の個人的な人間関係や信頼、知識、手腕に依存しているため、なかなか適当な後継者を見つけ出せないという問題がある反面、次世代のNPO関係者は、団塊世代と異なり、ITスキルも高く、非営利関連の学位を持っている優秀な人材が育っており、きちんとした後継者移管計画を策定すれば問題は無いのでは?という意見も出されています。団塊世代のインスティチューショナル・メモリー(組織ノウハウ?)を保持するために、団塊世代が引退後もコンサルタントという形で残るというオプションも提案されています。また、団塊世代が引退しないために、結果的に優秀な人材がNPOから流出してしまうという問題も指摘されています。 続きを読む

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国際的な非営利組織ディレクトリ・プロジェクト立ち上げ

.org、.ngo、.ongというNGOや非営利組織向けのドメイン・アカウントを提供しているyour public registryが、OnGoodというウェブサイトを立ち上げました。ここに登録すると、専用のウェブページが提供され、ウェブサイトを通じたオンライン寄附の受け入れも可能とのこと。立ち上がったばかりで何とも評価できませんが、これが本格化すると世界中のNGOや非営利組織のディレクトリになる可能性があります。また、ここに登録すると、ファンドレイジングなどについてのウェビナーにも参加できるとのこと。今後の展開が要注目ですね。

http://globalngo.org

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次世代評価会議2013専用ウェブサイトが立ち上がりました!

先日ご紹介したスタンフォード大学とFSG共催の次世代評価会議のプレゼンテーション資料と会議映像資料が専用サイトにアップされました。すべて無料で入手可能です。 続きを読む

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Be The Change:グローバル・キャンペーンのための新たなプラットフォーム

CIVICUSがグローバル・キャンペーンのための新たなプラットフォームを立ち上げました。コンセプトはとてもシンプル。Be The Changeというウェブサイトに行き、自分たちが行いたいグローバル・キャンペーンの情報を掲載するだけです。多言語対応で検索機能付。キャンペーンに対する国際的な支援を受けたいときの強力なツールになりそうですね。日本の団体も利用できると思います。

http://www.youcanbethechange.com

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NPO広報にローカル・メディアを活用する

About.ComがNPO広報におけるローカル・メディアの活用についての記事を掲載しました。ソーシャル・メディアの時代になぜローカル・メディア?と思われるかも知れませんが、コミュニティをベースにした活動をしているNPOであれば、不特定多数をターゲットにする全国メディアやソーシャル・ネットワークよりも、顔が見えて、ステークホルダーに確実に情報を届けることが出来る地元誌やコミュニティ誌、あるいはCATVやラジオの活用は必須ですね。良いポイントを突いた記事だと思います。 続きを読む

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英国非営利団体の課題

この情報ボックスでは、英国の社会的投資や社会的インパクト債権の動向についても取り上げています。こうした革新的な動きは、もちろん日本においても参考にすべき点が多々あると思うのですが、一方で、こうした華々しい政府発表の陰で、非営利団体がどのように考えているのかを知るの重要です。

サードセクターの記事によると、2008年から始まる不況と2010年の保守・自由党連立政権による歳出削減は、非営利団体に大きな打撃となっており、さらに「結果に応じた支払いPayment-by-results」の導入は、非営利団体が本来のミッションを失い、成果の出やすい事業に集中して本来支援が必要な層への事業を後回しにするという傾向を助長させていると論じています。

ソーシャルイノベーションの設計に当たっては、こうした陰の面についてもしっかりしたデータ収集と分析に基づいて光を当てて行く必要があることは言うまでもありません。

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JPモーガンチェイスが2億5千万ドルで若者就業支援プログラムを立ち上げ

JPモーガンチェイスの発表によると、同社は、2億5千万ドルの予算で今後5年間にグローバル・エコノミック・オポチュニティ・イニシャチブを立ち上げるとのことです。イニシャチブは、米国と欧州の主要都市を対象に、若者の雇用ギャップを調査し、これを埋めるためにNPOと共同で若者向けの雇用訓練を行うとのこと。毎年5千万ドル(日本円で50億円)という巨額の資金は前代未聞の企業フィランソロピーです。さすがに私も数字をチェックし、さらに社会的投資の要素が含まれていないかを確認したのですが、発表を見る限り、純粋にグラントとして出すようです。これが事実ならものすごいプログラムになりそうです。来年の4月には詳細が発表されるとのこと。今後の展開に期待したいと思います。 続きを読む

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「フィランソロピーと社会経済」青書2014発表

この情報ボックスでも何度も紹介しているLucy Bernholzが、今年も「フィランソロピーと社会経済」青書を発表しました。米国と欧州の双方における「フィランソロピーと社会経済」のトレンドを振り返り、将来を展望するユニークな青書です。 続きを読む

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