イノベーション・インパクト」カテゴリーアーカイブ

ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)についてのTEDトーク

熊沢さんのシェアを再シェア。SIBについてのTEDトークです。日本語字幕付。10分程度で基本的な概念を学ぶことが出来ます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

NFFとジェイムズ・アービン財団がカリフォルニア州成功報酬債券イニシアチブを立ち上げ

成功報酬債券(米国版の社会的インパクト債券)は大々的に喧伝されていますが、カリフォルニア州ではまだ導入されていません。連邦政府の旗振りにもかかわらず、これが普及しないのは、このメカニズムをマネージする専門家が少ないことと、リスクが高いためになかなか民間投資家が参加に踏み切れないためです。ニューヨークのようにブルンバーグ市長が旗を振り、主要財団がバックアップするところでは大手金融機関が参加できますが、これ以外のところではなかなか導入が難しいというのが実情です。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ビル・ゲイツのメッセージ2014

2009年から毎年メッセージを出しているビル・ゲイツ。今年のメッセージは、「貧困層の進歩を阻む3つの神話」というタイトルの下、ビデオや写真を織り交ぜ、読者参加型アンケートも加えたインタラクティブなスタイルの興味深いメッセージになりました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Making All Voices Count:市民と政府の対話をイノベーションによって促進する

開発援助において最も重要なことは、政府間開発援助の成果がきちんと市民に届けられること。腐敗した政府が中間搾取をしたり、賄賂を取ったり、開発援助の成果を一部の特権階級で独占すれば、開発援助はインパクトを持ちません。他方、政府開発援助という枠組みで、このような政府のガバナンスを高めることには限界があります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

Be The Change:グローバル・キャンペーンのための新たなプラットフォーム

CIVICUSがグローバル・キャンペーンのための新たなプラットフォームを立ち上げました。コンセプトはとてもシンプル。Be The Changeというウェブサイトに行き、自分たちが行いたいグローバル・キャンペーンの情報を掲載するだけです。多言語対応で検索機能付。キャンペーンに対する国際的な支援を受けたいときの強力なツールになりそうですね。日本の団体も利用できると思います。

http://www.youcanbethechange.com

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

オープン・ソサエティ財団の集合的インパクト・アプローチ

資産家のソロス氏が立ち上げたオープン・ソサエティ財団は、社会正義や経済的公平に焦点をあてたユニークな取り組みが特徴です。同財団が2013年に立ち上げたオープン・スペース・イニシャチブはその最新のモデルになりそうです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

金融包摂グローバル・フォーラム2020の報告書発表

昨年、アクシオンの金融包摂センターが中心になって開催した金融包摂グローバル・フォーラム2020の報告書がアップされました。マイクロ・ファイナンスを中心に進められている金融包摂ですが、急速な産業の発展は、これに伴う様々な課題も浮上しています。これらの論点を取りまとめ、グローバル・プレーヤーが一堂に会したフォーラムの議論の概要を知る上で貴重な資料です。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

IIXがインパクト・フォーラム2014を開催

この情報ボックスでもたびたび紹介しているIIX Asia (Impact Investing Exchange Asia)が、今年の6月12日から13日までシンガポールでインパクト・フォーラム2014を開催します。テーマは、「ニッチからマスへ」。「メインストリーム」という使い古された言葉ではなく、あえて「マス(大衆)」という言葉を使っているところに、IIXの独自さを感じさせます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

世界経済フォーラムがインパクト投資に関する新報告書を発表

世界経済フォーラムが、インパクト投資に関する2本目の報告書を発表しました。「アイディアから実践へ、パイロット事業から戦略へ」と題された報告書は、インパクト投資がメインストリームの投資となるための道筋を具体的に提示しています。今まで、ハーバード大学などの研究機関、インパクトエコノミーなどのシンクタンク、そしてロックフェラー財団などの財団が様々な提案を行ってきましたが、さすが世界経済フォーラム。これらの諸文献をうまくまとめて非常に実践的で具体的な政策提言に仕上げました。これからしばらくはこの報告書がスタンダードなものになるという気がします。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

英国非営利団体の課題

この情報ボックスでは、英国の社会的投資や社会的インパクト債権の動向についても取り上げています。こうした革新的な動きは、もちろん日本においても参考にすべき点が多々あると思うのですが、一方で、こうした華々しい政府発表の陰で、非営利団体がどのように考えているのかを知るの重要です。

サードセクターの記事によると、2008年から始まる不況と2010年の保守・自由党連立政権による歳出削減は、非営利団体に大きな打撃となっており、さらに「結果に応じた支払いPayment-by-results」の導入は、非営利団体が本来のミッションを失い、成果の出やすい事業に集中して本来支援が必要な層への事業を後回しにするという傾向を助長させていると論じています。

ソーシャルイノベーションの設計に当たっては、こうした陰の面についてもしっかりしたデータ収集と分析に基づいて光を当てて行く必要があることは言うまでもありません。

続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather