ソーシャル・ファイナンス」カテゴリーアーカイブ

ユヌス氏インタビュー

アライアンス・マガジンが、ユヌス氏へのインタビュー記事を無料で公開しているので読んでみました。言うまでもなく、グラミン銀行を立ち上げてマイクロファイナンスの手法を国際的に認知させたあのユヌス氏です。彼の本は日本でも様々なものが出版されていますが、インタビューは、シンプルな言葉で彼の考え方が表現されていて興味深いです。ポイントだけ紹介すると。。。 続きを読む

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米国で教育分野への成功報酬債導入の動きに対する議論が沸騰中

最近、米国で「すべての学生が成功するための法律(ESSA: Every Student Succeeds Act)」が制定され、この中で、一部の資金支援プログラムに成功報酬債(PFS: Pay For Success Bond)が制度化されました。これに対し、専門家、教職員組合、コミュニティを巻き込んだ議論が広がっています。 続きを読む

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社会的インパクト債を活用した気候変動対策!

米国の成功報酬債にまた新たな可能性が生まれました。米国住宅・都市開発省に新たな社会的インパクト債の導入を定める法律が施行される見込みです。ターゲットは、政府が支援している集合住宅における水道・エネルギー効率向上事業。これに社会的インパクト債を適用し、エネルギー効率向上のターゲットを設定した上で、これに連動する形で民間から投資を募るというシステムです。 続きを読む

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社会的インパクト債の「失敗」を回避するためのガイドブック

米国版の社会的インパクト債である「成功報酬債(Pay for Success Bond)」は拡大を続け、法制化や政府の資金支援も発展しています。他方、先日お伝えしたユタ州の事例のように、その成果や資金配分のあり方についての疑問も呈されるようになりました。 続きを読む

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カルバート財団が米州開発銀行と新たなインパクト投資を開始

この情報ボックスでも何度か取り上げているカルバート財団が、米州開発銀行とパートナーを組んで、中南米における中小企業、教育、住宅、農業協同組合などに対するデット投資プログラムを立ち上げました。初期投資額は2000万ドルとのこと。 続きを読む

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ホワイトハウスで金融包摂フォーラム開催!

「金融包摂(Financial Inclusion)」という言葉、日本ではまだ一般的ではありませんが、金融を通じた社会包摂の促進を目指す取り組みとして、世界中で注目を集めています。今までは、主として開発途上国におけるマイクロファイナンスが、金融包摂の中心と見なされてきましたが、近年は、先進諸国にも普及し、先進諸国の貧困や社会的排除を打開する有力なツールとなる可能性が指摘されています。 続きを読む

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包摂的起業(Inclusive Entrepreneurship)の促進

主要先進諸国はポスト福祉国家に向けて様々な試行錯誤を進めています。低成長の時代には、若者に十分な雇用機会を与えることが出来ない一方で、高齢者や障害者に対する福祉サービス提供の財源は限られています。シングルマザーの貧困の問題も深刻です。こうした問題には、従来型の福祉国家モデルではなく、新たなモデルの構築が必要です。 続きを読む

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ユタ州SIB(続報)

先日、ご紹介したユタ州の社会的インパクト債の評価を巡っても、引き続き、米国内では議論が続いています。どういう議論か簡単にご紹介しておきますと、争点となっているのは、ユタ州の社会的インパクト債事業です。幼児教育を通じて特別学校への進学者数を減らせば、それに応じてリターンがあるというプログラムが「1年目で成果を上げ、ゴールドマンサックスなどの投資家にリターンが出た」という記事に対して、専門家から、「成功したという成果は、通常ではあり得ないもので疑わしい」という批判が出ました。これをきっかけに、社会的インパクト債とその手法を巡って議論が続いているのです。 続きを読む

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ザッカーバーグ氏のフィランソロピーモデル(続々編)

ザッカーバーグ氏のフィランソロピーに関するさらなるコメントです.

12月4日に、ザッカーバーグ氏自身のメッセージがポストされました。これによると、「財団を作ったら、その時点で免税になるけれど、財団には制約がある。自分たちにとって最も重要なものは、ベストの仕事を行う組織に資金を提供する柔軟性にある。その組織がどのような法人格を持っているかは関係ない。もちろん、LLCの場合、キャピタルゲインに課税されるけど、自分たちは払うつもりだ。」ということでした。 続きを読む

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Lean Data:アキュメン・ファンドが提案するインパクト評価のオルターナティブ

社会的インパクト投資であれ、社会的インパクト債であれ、発展の鍵を握るのは「社会的インパクト評価」だということは言うまでもありません。SROI、RCT、CBAなど、多様な方法が提案・導入されています。また、IRISやGIIRSなどのツールも開発されています。これらはもちろん、投資資金を獲得するために不可欠なものなのですが、どうも議論の方向性が「まず投資家ありき」なのではないか、という疑問もぬぐえません。 続きを読む

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