ソーシャル・ファイナンス」カテゴリーアーカイブ

社会的インパクト債権は本当に社会に役立つのか?

クロニクル・オブ・フィランソロピー誌が論説で、社会的インパクト投資を取り上げています。米国では、ゴールドマン・サックスやモーガン・スタンレーなどの主要な投資会社が社会的インパクト債権に取り組んでいますが、これに疑問を投げかける内容です。具体的には 続きを読む

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カナダ・キューベックで社会的経済基本法が成立

ソーシャル・エコノミーの話題をもう一つ。Reliessの資料によると、カナダのキューベックで社会的経済に関する基本法が成立したとのことです。協同組合、互助組合、非営利団体などからなる社会的経済を促進していくために、社会的経済と政府の対話・調整機構を確立し、これに基づいて政府が支援策を講じるというもの。今後、この法律に基づいて中長期的なアクション・プランが作られると言うことです。 続きを読む

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インパクト投資2.0:次世代インパクト投資の可能性を展望する報告書

パシフィック・コミュニティ・ベンチャーズのインサイト、デューク大学のCASEそしてImpactAssetsの共同プロジェクト「インパクト投資家プロジェクト」が「インパクト投資2.0」という報告書を発表しました。このプロジェクトは、全世界350のインパクト投資ファンドを調査し、その中から精選された12のベスト・プラクティスをケース・スタディとして取り上げながら、次世代インパクト投資の可能性を探ろうというもの。 続きを読む

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ローカル・リビング・エコノミー・サミットがニュージャージーで開催

社会的インパクト投資の波は、グローバルであると共にローカルでもあります。コミュニティ・ビジネスの経営サポートを行っているNPOのライジング・キャピタルが、JPモーガン・チェスの支援を得てニュージャージーで開催したローカル・リビング・エコノミー・サミットには、RSFソーシャル・ファイナンスやBALLE代表なども参加し、ローカル・レベルで人の暮らしに優しい経済(リビング・エコノミー)を確立するためのセクターを越えた協働とローカル・レベルでの起業支援を中心に議論したとのことです。 続きを読む

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米国国務省認定のインパクト&持続可能な投資ミッションが欧州歴訪

CSRワイヤの記事によると、ウォーターシェッド・キャピタル・グループが、初の米国国務省認定のインパクト&持続可能な投資プライベート・エクイティ・トレード・ミッションを欧州に派遣したとのことです。ミッションに参加したのは、米国を拠点とする10のファンド・マネージャー。ミッションは、欧州主要国をめぐって100以上のパートナー団体と会合を持ったようです。対象は、クリーン・エネルギー、エコ商品、BOPビジネス、有機農業、持続可能な林業、ジェンダー、そして金融包摂投資などの諸分野。今回の成功を踏まえ、ウォーターシェッド・キャピタル・グループは再度ミッションを派遣することを検討しているとのこと。 続きを読む

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Shujogがインパクト評価の資格認定コースを立ち上げ

もう一つ、インパクト関係の教育プログラムを紹介します。シンガポール社会的証券取引を推進しているIIXアジアの姉妹団体であるShuojogがインパクト評価の資格認定コースを立ち上げました。3つのモジュールからなり、講義と実践を組み合わせて資格認定をしていくというプログラムです。 続きを読む

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モバイル・テクノロジーが変えるソーシャル・セクターの風景

ニューヨーク・タイムズの Ubiquitous Across Globe, Cellphones Have Become Tool for Doing Goodと言う記事が、モバイル・テクノロジーを駆使したソーシャル・イノベーションの現状をわかりやすく紹介していて面白かったのでシェアします。 続きを読む

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カナダで初の社会的証券取引所立ち上げ

カナダの社会的インパクト投資マース・センターがソーシャル・ベンチャー・エクスチェンジ(SVX)という社会的企業家専門の社会的証券取引所を立ち上げました。ローカルなものですが、オンタリオ州証券取引委員会の認可を得たディーラーとして、公式に証券取引が出来るという点で画期的な仕組みになりそうです。 続きを読む

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アメリカに浸透しつつある社会的インパクト投資

NYタイムズが、米国の社会的インパクト投資に関する記事を掲載しました。

9月にJPモーガンチェスがゲーツ財団と組んで四大感染症予防のために9400万ドルの投資ファンドを立ち上げ、最近は、ゴールドマンサックスが2.5億ドルの社会的インパクト投資の立ち上げを発表し、さらにモーガンスタンレーが100億ドルのインパクト投資プラットフォームを今後5年間に設立すると表明するなど、今年は立て続けに主流金融機関が社会的インパクト投資へのコミットメントを表明しました。もちろん、背景には、オバマ政権が成功報酬債権という社会的インパクト債権の導入を決定し、ゴールドマンサックスなどが関わってニューヨークでもプロジェクトが立ち上がったことがあります。 続きを読む

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