インパクト測定のビジネス価値 インパクト測定は重要ですが、この必要性については、「やらなければいけない」から、「説明責任」、「ステイクホルダーへのコミュニケーション」、「投資家の希望」など、多様な意見が見られます。では、インパクト測定は「義務」であり、ビジネスへのメリットはないのでしょうか。 続きを読む → Share Meby
社会的インパクト債でいかにRCTを活用するか 社会的インパクト債では、公的資金を投入して民間投資家に経済的リターンを提供するため、厳格な評価が求められます。米国の場合、多くの案件では、無作為制御試験(RCT: Randomized Control Test)を使って介入成果を客観的に検証します。 続きを読む → Share Meby
インパクト投資のための評価・モニター・報告ツール インパクト投資を発展させるためには、ファンドマネージャーや投資家が標準化されたメトリックスに基づいて、評価、モニター、報告を行うことが出来るツールの開発が必要です。現在、IRIS とGIIRSがスタンダードになりつつありますが、これをベースにしたツールとして、例えばiPARという製品が公開されています。戦略策定からモニタリング、評価、報告までを一元的に処理できるツール。興味深いです。日本でも、こういうツールが出てくるとインパクト投資も発展していくのではないでしょうか。 続きを読む → Share Meby
エビデンス重視政策を機能させるための包摂的アプローチ 先進諸国の社会政策において、エビデンス重視政策が注目を集めています。英国では、What Works Centerが設立され、政府がエビデンス重視政策の推進を進めています。米国でも、今後、数年かけてエビデンス重視政策という観点から連邦政府の政策レビューを行う法案が成立しました。 続きを読む → Share Meby
社会的インパクト債と「エビデンス」 「社会的インパクト債」の本質を理解するためには、これを「エビデンス重視政策(Evidence-based Policy)」の中で発展してきた「成果連動型助成(Pay by Results Grant)」におけるパブリック・プライベート・パートナーシップの一手法として捉える必要があります。社会的インパクト債は、政府の財政支出削減のための魔法のツールなどでは決してありません。 続きを読む → Share Meby
チャリティ・ナビゲーターがレーティング基準を改訂 米国では、ガイドスター、BBBワイズ・ギビング、チャリティ・ウォッチなど、寄付判断のためのNPOレーティング情報サイトが発展しています。NPOにとって、このレーティング情報は、ファンド・レイジングにおいて死活的な重要性を持ちます。 続きを読む → Share Meby
米国格差社会解消に向けた10億ドルのグランド・デザイン 深刻な格差・貧困の問題にあえぐ米国では、低所得者に対する経済機会創出に向けた取り組みが進められています。最近も、CITI財団が都市貧困層に対する経済機会創出プログラムに2000万ドルを投じることを表明しました。こうした中、ブリッジスパン・グループが10億ドルを投じて格差・貧困の問題に取り組もうというビジョンを発表しました。 続きを読む → Share Meby
シカゴSIBの「成果」とこれを巡る議論 カタリスト・シカゴによると、シカゴの幼児教育に対する「社会的インパクト債(SIB: Social Impact Bond)」が当初プロジェクトで成功基準をクリアし、初期成果に対する50万ドルの「成功報酬」を投資家に保証した、と報道しています。 続きを読む → Share Meby
AVPNがベンチャー・フィランソロピーに関する新ガイドを公開 アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワーク(AVPN)が、新たに3つのガイドブックを公開しました。すべて、ベンチャー・フィランソロピーを進める上で欠かせないものばかり。この分野では、欧州ベンチャー・フィランソロピー協会(EVPA)が先行していますが、AVPNのガイドは、豊富なケース・スタディとアジアの主要団体の情報を掲載することでユニークなものに仕上がっています。 続きを読む → Share Meby
米国で進む社会的インパクト債の法制化 アーバン・インスティチュートが、現在、下院で法制化準備が進められている「成果報酬型社会的インパクト・パートナーシップ法(SIPPRA: Social Impact Partnership to Pay for Results Act)の概要を紹介する記事を掲載しました。 続きを読む → Share Meby