投稿者「pha84025」のアーカイブ

UCバークレーの学術誌がハイブリッド型法人を特集

UCバークレーのHAASビジネススクールのカリフォルニア・マネージメント・レビュー誌がハイブリッド型法人と社会的企業の特集号を出しました。編集主幹のNardia Haigh教授のインタビューがウェブサイトに掲載されていておもしろかったのでご紹介しておきます。 続きを読む

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ニューヨーク初の社会的インパクト債は失敗!

The Bond Buyer紙がニューヨーク初の社会的インパクト債が失敗に終わったと報じています。対象となっていたプロジェクトは、青少年受刑者の更生プログラム。第三者評価によりプロジェクト進捗状況を評価したところ、当初の目的を達成していないことが判明したため、プロジェクトは打ち切りとなったと言うことです。この結果、ゴールドマンサックスは720万ドルの投資のうち、120万ドルの損失を計上したとのこと。残りの600万ドルは、ブルームバーグ・フィランソロピーという助成財団が損失補填をしました。 続きを読む

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インディーズ系?のフィランソロピー情報サイト

フィランソロピーというと、ついビル・ゲーツのような億万長者の寄附とか、フォード財団のような巨大財団の専門家集団をイメージしてしまいます。確かに、こうした巨大な専門機関が果たす役割は重要ですが、本来、フィランソロピーを担うのは、普通の個人であるはず。上から目線ではなく、普通の人が参加できて、しかもインパクトのあるフィランソロピーをどう作っていくかというのは、いつの時代でも大切な課題です。 続きを読む

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フィランソロピーの歴史を考えるウェブサイト

米国で、フィランソロピーを歴史的に分析し、そこから現在のフィランソロピーを再検討しようというブログが立ち上がりました。名付けて、HistPhil。米国史研究者たちによるブログです。 続きを読む

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社会的企業の社会的インパクト測定の分析

新たなソーシャルセクターの担い手として注目を集める社会的企業ですが、やはり彼らの活動の成否の鍵を握るのは、社会的インパクト測定。日本では、SROIが有名ですが、海外を見渡せば、社会的インパクト測定手法は様々なものが開発されています。 続きを読む

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ビッグデータ活用マッピングが飢餓との戦いを革新する。

日本でも、子どもの貧困の問題が大きく取り上げられています。相対的貧困率が16%と言うことは、教室の子どもの6人に一人が相対的貧困状態にあると言うこと。給食だけが主要な栄養源となっているという悲惨な状況が拡大しつつあります。 続きを読む

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ウォールマート財団の活動にNPOが異議申し立て

ワシントン・ポスト紙の報道によると、米国の複数のNPOがウォールマート財団の活動が米国の内国歳入庁が定める501C(3)の免税ステイタスに違反しているのではないかという申し立てがなされたと言うことです。 続きを読む

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フォード財団がNPOのキャパシティ・ビルディングを強化

フォード財団が、新理事長の下での新たな戦略を打ち出しました。事業の焦点を「社会的不公平の是正」に当てると共に、支援手法をNPOのキャパシティ・ビルディングに重点化させるとのこと。2016年から2020年の5年間で、10億ドルを投じてより強力、持続可能、そして持続性のある組織作りを支援すると言うことです。 続きを読む

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ファンドレイジングの危険性

英国のガーディアン紙が、ファンドレイジングの危険性について警鐘を鳴らす記事を掲載しました。記事によると、ポピーの造花を作って成功した老女が、チャリティ団体からの執拗なファンドレイジング勧誘攻撃のために精神的に追い詰められて自殺したとのこと。これを知った多くの英国民が、ファンドレイジングの自主規制団体であるファンドレイジング基準委員会(FRSB)にクレームを出し、FRSBは対策に乗り出したということのようです。 続きを読む

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拡大する世界のクラウドファンディング市場

最近、ついに日本でもクラウドファンディングを通じたエクイティ投資が可能になりました。これで社会的企業の資金調達の新たな可能性が広がることになります。

これに関連して、少し古いですが、4月に公開された世界のクラウドファンディング市場の情報を共有しておきます。クラウドファンディング産業レポート2015によると、2014年には前年比167%増の162億ドルがクラウドファンディングを通じて調達されたとのこと。これだけの増加を押し上げた主要要因は、アジアにおけるクラウドファンディングの急増で、前年比320%増と急速に拡大しています。

報告は、またクラウドファンディングの中心は、やはりローンが中心で、110.8億ドルはエクイティではなくローンとのこと。まあ、エクイティをクラウドでやるのはリスクが高いので、ローンになるというのはうなずけます。

さらに、内訳で見ると、トップは当然、ビジネスと起業で、全体の41.3%ですが、ソーシャル・セクターが2位で30.6億ドル、映画や舞台芸術が3位で19.7億ドル、音楽とレコードが5位で7.36億ドルと続いているのは注目されます。やはり、ソーシャルやアート分野はクラウドファンディングに親和性が高そうですね。

さて、日本でどのような発展を遂げることになるのか。今後も要注目です。

http://www.crowdsourcing.org/…/global-crowdfunding-ma…/45376

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