ソーシャル・エコノミー」カテゴリーアーカイブ

スモールマート革命:地域に富を蓄積・循環させる新たなシステムを目指して

私も翻訳メンバーの一人として参加させていただいた「スモールマート革命:持続可能な地域経済活性化への挑戦」(マイケル・シューマン著 明石書店)が刊行されましたのでご紹介します。帯のコピーは「新たな富の地域循環システム:TPP時代の地域経済生き残り方策を模索するすべての行政、ビジネス、NPO、コミュニティ、そしてアカデミズム関係者必読の政策ガイダンス!」です。訳者の一人としてこういう言い方をするのはちょっと気が引けますが、看板に偽りのない、総合的かつ実践的な名著です。 続きを読む

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Kiva-U:大学・高校でマイクロ・ファイナンスの学習サークルを立ち上げる

先進諸国におけるコミュニティ開発や失業・貧困対策や、あるいは開発途上国における開発援助の分野で、マイクロ・ファイナンスの手法が大きな成果を上げていることは今更言うまでもありません。アメリカでも、多くの大学でマイクロ・ファイナンスのコースが設置されています。 続きを読む

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コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。 続きを読む

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コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。こういう問題への一つの解決策として英国で導入されたのがコミュニティ・シェアズです。 続きを読む

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CoCAP:コミュニティにおけるインパクト投資を考えるシンポジウム

社会的インパクト投資に関する国際シンポジウムSOCAP2013が間近に迫りました。そのプレ・イベントとして、9月2日にオークランドでCoCAP(Community Capital)symposiumが開催されるようです。主催団体は、Cutting Edge Capital、Local Investing Resource Center、HUB Oakland、Sustainable Business Alliance (BALLE)、Springboard Innovation。1日の会議で、コミュニティ・キャピタルをいかに調達するか、ベスト・プラクティスの共有、発展のための方策などが議論される予定とのこと。また、ブレイクアウト・セッションでは、以下のテーマが議論される予定です。 続きを読む

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アメリカの「生活賃金」運動と「生活賃金計算機」

8月30日付で主要メディアが、米国マクドナルド労働者のストライキについて報じています。マクドナルドやウォルマートに代表される低賃金労働状況の改善を求める動きは、今後、さらに大きくなっていくでしょう。 続きを読む

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フィランソロピーと不平等:新しいフィランソロピーは世界を救うか?

スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューの記事をもう一つ紹介します。「フィランソロピーと不平等」という記事が、Zoltan J. Acsの新著「なぜフィランソロピーが重要なのか」に対する書評という形で、新しいフィランソロピーの動きを批判的に論じています。 続きを読む

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Community Economies:コミュニティから経済を変える国際ネットワーク

日本でも地方経済の疲弊は深刻です。でも、これは日本だけの問題ではありません。グローバル資本主義の大きな波の中で、コミュニティは翻弄され、持続可能性を失いつつあります。このような問題意識から、コミュニティの持続可能性確保を出発点とするもう一つの経済システムを構想しようという動きは、全世界に広がっています。 続きを読む

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米国のコミュニティ財団の資産が歴史的水準に!

FSGが、米国の276のコミュニティ財団を対象に2012年度の動向を調査した報告書が公表されました。これによれば、全米トップ100のコミュニティ財団の総資産額は500億ドル、受け入れ寄附金額は59億ドル、助成総額は39億ドルで、2006年に比べて、資産が20%増、寄附が25%増、助成額は21%増となっています。 続きを読む

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欧州委員会が、新たなマイクロ・ファイナンスと社会的企業支援を開始

欧州委員会が、2014年から2020年までの期間におけるマイクロ・ファイナンス融資枠と社会的企業支援プログラムを立ち上げました。欧州委員会の発表によると、新しいプログラムは以下の3つからなります。 続きを読む

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