社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)」カテゴリーアーカイブ

ホームレス問題に集合的インパクトで取り組む全米ネットワーク

先進国の社会課題の一つにホームレス問題があります。精神障害や薬物依存など特別な問題を抱えた人だけではなく、中流階級が失業や病気などの理由でホームレス化するケースも多く、米国では深刻な社会問題となっています。 続きを読む

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フードロス問題にデータを通じて取り組む新たなイニシアチブ

ロックフェラー財団が、新たに「食料廃棄(Food waste)」イニシアチブを立ち上げて以来、この問題への取り組みが加速しています。その一つ、ReFEDは、客観的なデータと関係セクター全体に目配りしたソリューションを提示することで、2030年までに米国のフードロスの50%削減を目指しています。

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欧州におけるソーシャル・イノベーションの現状と課題

ソーシャル・イノベーションを政策課題として、実務と研究の双方で推進している欧州からは学ぶことが多いのですが、新たに刊行された論文集「都市の文脈におけるソーシャル・イノベーション」は、豊富な事例研究と鋭い分析で読ませます。 続きを読む

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米国政府がアセット・イノベーション・ファンド設置を提案

米国では、「金融包摂」政策の中核として「金融能力(Financial Capability)」の向上が注目を集めています。実は、4月は「全米金融能力向上月間」キャンペーンが展開されていて、各地で金融能力の向上を目的としたイベントが展開されています。こうした中、オバマ政権は、新年度予算案に「ファイナンシャル・イノベーション・ファンド」の設置を盛り込みました。深刻化を増す「格差・貧困問題」に取り組む上で新たな切り札となることが期待される金融包摂政策を今回のファンドが大きく後押しするかどうか、注目が集まっています。 続きを読む

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クラウドファンディング業界における非営利の意味を考える

言うまでもなく、クラウドファンディングはソーシャル・セクター団体にとって強力な資金調達ツールであり、その重要性はますます高まりつつあります。 続きを読む

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アプリを通じた日雇い派遣労働者支援プログラム

先進国共通の問題の一つが若年層のワーキング・プア問題。特に、日雇い派遣労働者は、正当な賃金が支払われなかったり、募集と異なる労働に従事させられたりとトラブルが絶えません。アメリカのシンクタンク「ニュー・アメリカ」の記事は、このような日雇い派遣労働者を支援する強力なツールとして、スマホ・アプリの可能性を論じています。 続きを読む

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米国の「良きサマリア人の食品寄付法」

前回のフランスの事例に関連し、米国の事例を紹介しておきます。米国では「良きサマリア人の食品寄付法」が制定されています。これは連邦法で、フードバンクと食品提供団体双方が、食品寄贈・受け取りに伴う刑法や民法上の責任から保護されることを定めた法律で、これにより、食品の寄贈を促進しようという趣旨のものです(もちろん、誠実義務や不法行為の禁止などは定められています。)。民間活動を重視し、行政の関与を最小限にしようというアメリカ型の発想が良く現れていますね。詳しくは、たとえば、以下のサイトをご覧下さい。http://publichealthlawcenter.org/・・・/Liability・・・

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フランスで画期的な「売れ残り食品廃棄規制法」が成立!

先進国にも広がる格差問題。特に食料品の問題は深刻です。日本でも、ホームレスへの炊き出しサービスだけでなく、最近は、貧困家庭の子供に食事を提供する「子供食堂」や期限切れ前の食料品を安く仕入れて貧困家庭に配布する「フードバンク」などの動きが広がっています。 続きを読む

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SxSWとオバマ大統領の新イニシアチブ

日本でも結構メディアが取り上げるようになったSxSW。毎年、テキサス州オースティンで開催される音楽、映画、ハイテクの祭典です。最近は、日本からもハイテク業界関係者がブースを出すようになりました。でも、SxSWには、もう一つ、ソーシャルな顔もあります。SXGOODというトラックで、テクノロジーを中心に、映画や音楽なども活用したソーシャルな試みについて、プレゼンしたりディスカッションしたりしています。 続きを読む

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韓国で発展するソーシャル・イノベーションのエコシステム

社会的インパクトの波は確実にアジアにも広がっています。お隣の韓国は、いち早く社会的企業法を制定し、社会的インパクト債も立ち上げるなど、官民共に、ソーシャル・イノベーションの推進に取り組んでいます。もちろん、その背景には、OECD入りを果たした後に経済が低迷し、若年層を中心に大量の失業者がいるという現実があります。 続きを読む

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