政策」タグアーカイブ

インパクト投資2.0:次世代インパクト投資の可能性を展望する報告書

パシフィック・コミュニティ・ベンチャーズのインサイト、デューク大学のCASEそしてImpactAssetsの共同プロジェクト「インパクト投資家プロジェクト」が「インパクト投資2.0」という報告書を発表しました。このプロジェクトは、全世界350のインパクト投資ファンドを調査し、その中から精選された12のベスト・プラクティスをケース・スタディとして取り上げながら、次世代インパクト投資の可能性を探ろうというもの。 続きを読む

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世界経済フォーラムがインパクト投資に関する新報告書を発表

世界経済フォーラムがインパクト投資に関する報告書「周縁から主流へ:インパクト投資セクター評価と主流投資家の関与を得る機会」を発表しました。 続きを読む

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スタンフォード大学フィランソロピー・市民社会研究所のデジタル市民社会ラボが活動を開始

以前にも紹介したスタンフォード大学フィランソロピー・市民社会研究所は、スタンフォードらしい、革新的で射程の広い研究を行っています。中でも、客員研究員のルーシー・バーンホルツはフィランソロピーとソーシャル・エコノミー研究では最もビジョナリーな思索者として、私は注目しています。その彼女が中心になり、デジタル市民社会ラボというプロジェクトで、立て続けに報告書が発表されました。どれも気になる内容です。彼女のメルマガによると、来週のインディペンデント・セクター総会でセッションがもたれるとのこと。気になります。 続きを読む

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米国フィランソロピー界が社会的インパクト投資を通じたデトロイト支援を開始

日本でもデトロイト市の破産が大きく報じられましたが、米国フィランソロピー・セクターが早速、デトロイト支援に乗り出しました。プロジェクトの名前は、ウッドワード・コリドー投資基金。デトロイトで長年にわたって支援活動を行ってきたクレスゲ財団が核となり、NCBキャピタル・インパクト、MetLife社会的投資部門、PNCバンク、プルデンシャル、カルバート財団、Living Citiesなど、助成財団、金融機関、NPOなどがそれぞれ資金を拠出して、総額3,025万ドルの基金を通じてウッドワード・コリドーの再開発プロジェクトを支援すると言う壮大なものです。 続きを読む

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フィラデルフィアがランド・バンクを設立

再びニューヨーク・タイムズの記事から。フィラデルフィアがランド・バンクを設立し、廃屋や廃ビル、空き地などの再活用に乗り出したそうです。記事によると、フィラデルフィアには、そのような見捨てられた不動産が40,000件もあり、治安の悪化やそれに伴う周辺地域の不動産価値の減少、さらなるインナー・シティ化という悪循環に陥っているとのこと。これらの土地の多くは所有者が不明で不動産税も支払われていないのですが、フィラデルフィア市は、ランド・バンクを通じてこの再活用に取り組むようです。具体的には、都市農園、コミュニティ・スペースやアート・スペース、さらに低所得者向けの適正価格住居開発や商業スペースとしての開発なども視野に入れるとのこと。ランド・バンクでは、投機目的のみで不動産を取得し、一切開発しないで不動産価格の上昇と共に売却する投機業者の排除もあわせて検討するとのことです。 続きを読む

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米国でスタートアップ向けのクラウド・ファンディングが可能に

ニューヨーク・タイムズの記事によると、9月23日(月)から、小規模のスタートアップ企業がソーシャル・メディアやクラウド・ファンディングサイトを通じて公開で資金調達を行うことが可能になったとのことです。これは、昨年、制定された「ビジネス・スタートアップ活性化法」が施行されたためです。 続きを読む

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ファンディング・セントラル:非営利団体向け資金調達総合支援サイト

先日、コミュニティ・ビジネス向けの資金調達支援サイトであるコミュニティ・シェアズをご紹介しました。英国では、非営利団体が資金調達を行うのを支援するサイトも充実しています。例えば、ファンディング・セントラルは、全国ボランティア団体協議会(NCVO)が、英国政府市民社会局から資金支援を得て運営しているサイトで、英国で活動する非営利団体が、資金源を探すための充実した情報を提供しています。 続きを読む

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コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。こういう問題への一つの解決策として英国で導入されたのがコミュニティ・シェアズです。 続きを読む

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社会的インパクト債券発展のための諸条件

英国のシンクタンク「ソーシャル・マーケット財団」が7月末に発表したレポート「リスキーなビジネス:社会的インパクト債券と公共サービス」は、期待が先行しがちの社会的インパクト債券のリスクを冷静に分析し、その上で、さらに社会的インパクト債券が発展していくためには何が必要かを論じていて役に立ちます。レポートによれば、現在の社会的インパクト債券のシステムには以下のようなリスクがあります。 続きを読む

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DIV:開発協力分野でイノベーション・ベンチャーを育成するUSAIDの試み

新しい技術を活用したり、従来とは異なるアプローチを導入したりすることで、様々な社会的問題が解決に向けて大きく前進することは多々あります。このようなソーシャル・イノベーションは、社会問題の解決に大きな役割を果たします。しかし、ソーシャル・イノベーションはリスクを伴います。今までになかったアプローチであればあるほど、スタートアップ段階でじっくりと支援し、その成果がスケールアップ可能かどうかを見極める必要があります。 続きを読む

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