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ユタ州の社会的インパクト債「成功」に重大な疑問が浮上!

先日、ご紹介したユタ州の社会的インパクト債「成功」の情報に重大な疑問が呈されました。ニューヨークタイムズの報道によると、このユタ州の社会的インパクト債の対象となったプレスクール教育プログラム、110名のうち1名を除いて全員が通常の教育プログラムに進学して「成功」した、とされていますが、専門家によると、これはありえないということです。同様の手法を適用した場合、通常の成功率はせいぜい10〜20%、非常に潤沢な資金を投入してきめ細かいケアを行ったとしても、その成功率は過去50%程度にとどまっていたとのこと。今回のユタのプロジェクトに対しては、それほど潤沢な資金が投じられていなかったにもかかわらず、ほぼ100%近い「成功」があったというのはあり得ないというのが、専門家の見解だそうです。 続きを読む

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社会的インパクト債とコレクティブ・インパクトの幸福な結合

スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)が、米国で初めて、ユタ州の成功報酬債(PFS)プロジェクトが投資家へのリターン支払いに成功した事例を紹介しています。 続きを読む

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平和構築とインパクト・エンタープライズ

最近、社会的インパクトを志向する社会的企業をインパクト・エンタープライズと呼んで支援しようという動きがあることを紹介しましたが、このインパクト・エンタープライズの動きを平和構築にも応用しようという試みが始まっています。 続きを読む

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CreatAthon:プロボノ支援の新しい形

最近、日本でもハッカソンが定着しました。これは、ある特定の社会的課題を設定してハッカーたちの参加を募り、一定期間の間にマラソン形式でソリューションを作ってもらうというイベントです。専門家の知識と技術を、ソーシャルな課題と結びつけるユニークな試みです。今回ご紹介するCreatAthonは、ハッカソンの手法を広報・広告専門家に応用したイベントです。 続きを読む

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循環型経済に向けて:エレン・マッカーサー財団の野心的試み

別件で調べ物をしていたら、英国のエレン・マッカーサー財団に出くわしました。面白かったのでご紹介しておきます。 続きを読む

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アジアで発展するギビング・サークル

フィランソロピーの新しい潮流の一つにギビング・サークルがあります。これは、数十名から多い場合には100名以上の仲間が集まり、少額の資金(通常は数十万円程度)を出し合ってファンドを作り、毎年、自分たちが支援したいプロジェクトに助成を行うというシステムです。 続きを読む

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PRIME:持続可能な社会の実現に向けたインパクト投資プラットフォーム

ホワイト・ハウスの主導により、大型助成財団と民間投資機関のエネルギー・農業・水資源・廃棄物処理関連の技術に対するインパクト投資を加速させるプラットフォームが設立されました。 続きを読む

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Sustain Art :アートを支えるプラットフォーム

ハーバード大学ハウザー市民社会研究所と米国財団センターが、Sustain Art(SA)という、アートを支えるプラットフォーム構築事業を開始しました。 続きを読む

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社会的起業からインパクト起業へ

ロックフェラー財団は、社会的インパクト投資と言う概念を提唱し、社会的インパクト投資の普及に向けた取り組みにおいて、中心的な役割を果たしてきました。そのロックフェラー財団が、新たに、インパクト起業(Impact Enterprise)に対するインパクト推進者(Impact Accelerators)を通じた支援という新たなコンセプトを提唱しています。 続きを読む

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