ソーシャル・エコノミー」カテゴリーアーカイブ

韓国で発展するソーシャル・イノベーションのエコシステム

社会的インパクトの波は確実にアジアにも広がっています。お隣の韓国は、いち早く社会的企業法を制定し、社会的インパクト債も立ち上げるなど、官民共に、ソーシャル・イノベーションの推進に取り組んでいます。もちろん、その背景には、OECD入りを果たした後に経済が低迷し、若年層を中心に大量の失業者がいるという現実があります。 続きを読む

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米国新年度予算でPFSやCDFIの強化を推進

大統領選を迎える米国では、社会保障拡大や公立大学無料化を訴えるサンダース候補の台頭に象徴されるように、格差・貧困の問題が大きなイシューになりつつあります。過激な発言ばかりが注目を集めるトランプ候補も、実は「国防費を削って社会保障費に充てろ」という共和党候補とは思えないまっとうな議論を展開していて、あれだけの支持を集める一因となっています。その意味で、格差・貧困問題は超党派の支持を集めつつあると言えます。 続きを読む

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プラットフォーム型協同組合主義

以前にこの情報ボックスでご紹介した「フィランソロピー・社会的経済青書2016」で、2015年度の最新流行語の一つとして注目を集めているとされた「プラットフォーム型協同組合主義(Platform Cooperativism)」。この全貌を明らかにする報告書が公開されましたのでご紹介しておきます。 続きを読む

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共有経済(Sharing Economy)の現在

日本でも、カー・シェア、ルーム・シェア、民泊などが普及して注目を集めつつある「共有経済」。国際的には、非営利セクターや協同組合の新たな可能性を提示するものとして、グローバルなネットワークが形成されつつあります。 続きを読む

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FinTechがソーシャル・イノベーションを加速する

日経がFinTech特集号を発行し、先日はNHKのクローズアップ現代がFinTechを取り上げるなど、日本でもようやくFinTechが動き出しました。FinTechというのはFinance / Technologyの略で、金融商品やサービスに最新のITテクノロジーを導入しようという動きです。海外では、ITベンチャーが参入して、デジタル通貨、オンライン銀行、オンライン決済など様々なサービスを導入して新たな市場を作りだし、主流の金融機関を脅かしています。 続きを読む

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格差・貧困問題に向けた「資産と機会の向上」全米キャンペーン

米国でも深刻化している格差・貧困の問題。これに取り組むには、様々なアプローチがあります。累進課税の強化を通じた資産の再分配、低所得者層向けの福祉や職業訓練の充実、セイフティネットの拡充等々、様々な取り組みが進められてきました。 続きを読む

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フィランソロピー・社会的経済 青書2016発表!

この情報ボックスでもたびたび紹介しているスタンフォード大学のルーシー・バーンホルツ氏が、「フィランソロピーと社会的経済 青書2016」を発表しました。2010年から毎年、彼女が個人的に発表している青書は、フィランソロピーと社会的経済の現状と将来を的確に把握していて、この分野に関心を持つ人たちの必読書になっています。実際、彼女は早い時点から社会的インパクト投資や社会的インパクト債の発展を見通し、非営利と営利のハイブリッド化について考えてきました。まさにこの業界のオピニオン・リーダーの1人と言って良いと思います。 続きを読む

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ホワイトハウスで金融包摂フォーラム開催!

「金融包摂(Financial Inclusion)」という言葉、日本ではまだ一般的ではありませんが、金融を通じた社会包摂の促進を目指す取り組みとして、世界中で注目を集めています。今までは、主として開発途上国におけるマイクロファイナンスが、金融包摂の中心と見なされてきましたが、近年は、先進諸国にも普及し、先進諸国の貧困や社会的排除を打開する有力なツールとなる可能性が指摘されています。 続きを読む

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包摂的起業(Inclusive Entrepreneurship)の促進

主要先進諸国はポスト福祉国家に向けて様々な試行錯誤を進めています。低成長の時代には、若者に十分な雇用機会を与えることが出来ない一方で、高齢者や障害者に対する福祉サービス提供の財源は限られています。シングルマザーの貧困の問題も深刻です。こうした問題には、従来型の福祉国家モデルではなく、新たなモデルの構築が必要です。 続きを読む

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FEAD:EUが取り組む貧困プログラム

日本でも生活困窮者自立支援法が制定され、子供の貧困対策が真剣に議論されています。主要先進諸国においても、貧困の問題は重要な課題です。社会的包摂を政策課題の一つに掲げるEUのFEADプログラム報告書は、この問題への取り組みについて、興味深い事例を提供しています。 続きを読む

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