IoTが拓く新たなファンドレイジングの可能性

IoT(Internet of Things)が注目を集めています。身の回りの品々にインターネットとつながった製品が入ってくることで、私たちの生活は一変します。これは、もちろん、ファンドレイジングにも影響するでしょう。IoTの導入により、ファンドレイジングがどのように変わるかという将来像を描いた記事をNonprofit Tech for Goodが掲載しましたので紹介しておきます。たぶん、このすべてが遠からず実現するだろうと思われるものばかりです。 続きを読む

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貧困対策におけるエビデンス政策の両義性

先日、米国共和党が、「A Better Way: Our Vision for a Confident America」という貧困対策のための政策提言を発表しました。共和党と言えば、「小さな政府」の名の下に、富裕層減税と貧困層予算削減を主張する党という印象が強いのですが、今秋の大統領選挙を意識したのか、貧困対策に本格的に乗り出しました。 続きを読む

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社会的インパクト投資の最新動向とサードセクター論

先日、経済産業研究所の「サードセクター」研究会で、「社会的インパクト投資の最新動向」というテーマで発表させていただきました。プレゼン資料をブログの方にアップしましたのでご関心がある方はご覧下さい。なお、研究会では、もっぱらサードセクターにおける法人格の問題、特に社会的企業をどう設計するかに議論が集中しました。 続きを読む

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社会的インパクト債と「エビデンス」

「社会的インパクト債」の本質を理解するためには、これを「エビデンス重視政策(Evidence-based Policy)」の中で発展してきた「成果連動型助成(Pay by Results Grant)」におけるパブリック・プライベート・パートナーシップの一手法として捉える必要があります。社会的インパクト債は、政府の財政支出削減のための魔法のツールなどでは決してありません。 続きを読む

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チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ第一弾発表!

この情報ボックスでも何度か取り上げましたが、昨年、フェイスブックの創設者ザッカーバーグ夫妻が、娘さんの誕生を機にチャン・ザッカーバーグ・イニシアチブを立ち上げたというニュースが世界を駆け巡りました。このイニシアチブは、ゲイツ財団のような助成財団ではなく、社会的インパクト投資機関だった点でも、フィランソロピーの転換を告げる画期的な出来事として話題を呼びました。 続きを読む

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POC21:持続可能な社会のためのイノベーション・コミュニティ

SDGsの成立を受け、持続可能な社会の実現に向けて、様々なプロジェクトが進行しています。グローバル企業もグリーン製品の開発や、工場からの排出削減を強化し始めました。確かにこれは重要ですが、実現には巨額の資金を必要とします。オープン・ソースを最大限に活用し、低コストで普及しやすいテクノロジーや製品を開発することは出来ないでしょうか。 続きを読む

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フード・フィランソロピーは新たなトレンドになるか?

インサイド・フィランソロピー誌が、フード・フィランソロピーとクリエイティブな場所づくりを結合した新たな支援手法の拡がりを報じています。記事が取り上げているのは、米国ミシガンに拠点を置くクレスゲ財団の「ローカルフード・イニシアチブ」です。「コミュニティ再生のためのクリエイティブなプラットフォームとして食料を活用する」プロジェクトを支援しようというもの。クレスゲ財団が、事業を公募したところ、全米500以上の団体から応募が殺到し、結局、26団体を選んでそれぞれ75000ドルの支援を開始したとのことです。 続きを読む

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貧困ポルノを巡って

ノンプロフィット・クオータリーによると、オーストラリア国際開発協議会が、サンライズ・カンボジアという孤児支援団体を、「貧困ポルノ」を理由に批判しているとのことです。サンライズ・カンボジア側は、これに反論しているとのこと。 続きを読む

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「包摂的成長(Inclusive Growth)」モニター報告

80年代に英国サッチャー首相と米国レーガン大統領の政権が推進し、冷戦終結後の90年代にグローバルに拡大した新自由主義経済政策。大企業と富裕層の拡大は結果的に社会全体に富がしたたり落ちるという「トリクルダウン」を主張しました。しかし、この結果は貧困と格差の拡大を生み出し、結果的に中間層の崩壊を通じて民主主義の危機をもたらたのではというのが現在の議論です。 続きを読む

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NPOを成長させるための12のフリーツール

ちょっと固い話題が続きましたので、実践的な話題を紹介します。英国のチャリティ・バンクが英国NPOの成長戦略を支援する12のフリーツールを紹介しています。英語ですが、きっと日本のNPOの方々に役立つと思います。とりあえず、見出しだけ紹介しておきますね。 続きを読む

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