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マッカーサー財団が今年の「創造的で効果的なNPO大賞」を発表

マッカーサー財団はシカゴに本拠を持つ米国有数の大型財団の一つです。安全保障や科学技術など多様な分野に支援をしていますが、この財団の看板プログラムは通称「マッカーサー天才フェロー」とも呼ばれる個人向けのフェローシップ。分野や活動を問わず、まさに「天才」と呼ばれる才能を持った人達を選定し、5年で62万5千ドル(日本円約6,250万円)を何の条件もなしに与えると言うすごいプログラムです。このプログラムが発表される際には毎年、米国主要紙が「今年の天才フェロー受賞者は。。。」と報道するほど有名です。 続きを読む

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米国マサチューセッツ州が最大規模の成功報酬債を立ち上げ

2014年1月29日、マサチューセッツ州は、総額2700万ドルにのぼる成功報酬債契約を締結したと発表しました。米国では、現在、成功報酬債(PFS: Pay for Success Bonds)という名称で社会的インパクト債の導入が進められていますが、その中でもこれは最大規模のものです。もしこの試みが成功すれば、今後、このような大規模のプログラムが米国各地で立ち上がることが期待されます。 続きを読む

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Glass Pockets:助成財団の透明性向上のためのオンライン・ツール

前回ご紹介した助成財団の透明性向上についての話題をもう一つ。米国財団センターが開発したGlass Pocketsというウェブサイトは、オンライン上で、助成財団が透明性向上に向けて取り組むのを支援するツールです。財団は、ステップアップ・ツールに従いながら、簡単に透明性向上を目指すことができますし、ウェビナーを通じて透明性の向上に関するセミナーに参加することも出来ます。 続きを読む

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ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)についてのTEDトーク

熊沢さんのシェアを再シェア。SIBについてのTEDトークです。日本語字幕付。10分程度で基本的な概念を学ぶことが出来ます。 続きを読む

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NFFとジェイムズ・アービン財団がカリフォルニア州成功報酬債券イニシアチブを立ち上げ

成功報酬債券(米国版の社会的インパクト債券)は大々的に喧伝されていますが、カリフォルニア州ではまだ導入されていません。連邦政府の旗振りにもかかわらず、これが普及しないのは、このメカニズムをマネージする専門家が少ないことと、リスクが高いためになかなか民間投資家が参加に踏み切れないためです。ニューヨークのようにブルンバーグ市長が旗を振り、主要財団がバックアップするところでは大手金融機関が参加できますが、これ以外のところではなかなか導入が難しいというのが実情です。 続きを読む

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ビル・ゲイツのメッセージ2014

2009年から毎年メッセージを出しているビル・ゲイツ。今年のメッセージは、「貧困層の進歩を阻む3つの神話」というタイトルの下、ビデオや写真を織り交ぜ、読者参加型アンケートも加えたインタラクティブなスタイルの興味深いメッセージになりました。 続きを読む

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オープン・ソサエティ財団の集合的インパクト・アプローチ

資産家のソロス氏が立ち上げたオープン・ソサエティ財団は、社会正義や経済的公平に焦点をあてたユニークな取り組みが特徴です。同財団が2013年に立ち上げたオープン・スペース・イニシャチブはその最新のモデルになりそうです。 続きを読む

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ブリティッシュ・カウンシルの東アジア社会企業家育成プログラム

ブリティッシュ・カウンシルは、もともと英国文化の紹介と英語教育を行う政府機関でしたが、先日もご紹介したとおり、近年はグローバル社会企業家プログラムに取り組んでいます。理由は単純です。英国が、世界に誇るものの一つが社会企業家の育成であり、これが英国のコア・コンピータンスであれば、それを使って海外支援を行うことは、結局、英国の良さを知ってもらい、英国の理解を深めてもらうことにつながるからです。さらに言えば、こうした社会企業家のグローバルネットワークを形成することは、今後の英国の国際活動にとっても大きなメリットになります。 続きを読む

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CGAPが金融包摂に関する最新データを発表

CGAP(The Consultative Group to Assist the Poor)が、金融包摂に関する調査結果を発表しました。これによると、現在世界の成人の半数に当たる25億人が、金融サービスを受けることが出来ないという状況の中、2012年には金融包摂に対して290億ドルのコミットメントがなされたとのこと。民間資金の伸び率が2パーセントであるのに対し、公的資金は16パーセントと大きな伸びを見せています。また資金の中心はデットで、エクイティや保証はあまり大きな伸びを見せていません。 続きを読む

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