投稿者「pha84025」のアーカイブ

G8社会的インパクト投資タスクフォース報告のさらなる展開

G8社会的インパクト投資タスクフォースは、昨年、ロシアを除く7カ国の国別報告と、総合報告を提出し、主要先進諸国における社会的インパクト投資の発展に向けた総合的な政策を打ち出しました。日本でも、その後、フォローアップのための政策提言が日本財団の手により公開されています。 続きを読む

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社会的インパクト投資は経済的リターンを犠牲にするか?

社会的インパクト投資に対する批判の一つに、インパクト投資家が経済的利益を追求する結果として、投資先団体の社会的ミッションが損なわれ、利潤追求に走るのではないか、というものがあります。ペンシルヴァニア大学ウォートン・ビジネス・スクールの社会的インパクトイニシアチブが発表した「大いなる期待:インパクト投資におけるミッション保持とファイナンシャル・パフォーマンス」という報告書が、この議論に実証研究を通じて取り組んでいて興味深いので紹介しておきます。 続きを読む

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コミュニティ型インパクト投資の新たな試み

社会的インパクト投資というと、ロックフェラー財団やフォード財団などの大型財団が、ゴールドマンサックスやJPモーガンのような巨大投資金融機関と組んで何百万ドル単位でのコミットをするというのが一般的なイメージではないでしょうか。 続きを読む

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集合的インパクトの新展開

この情報ボックスでも何度も取り上げている集合的インパクト(CI: Collective Impact)。説明するまでもなく、FSGのマーク・クレマーがスタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)で提案した考え方で、様々なステイクホルダーが共通の評価指標に基づいて最大限のインパクトを発揮するという枠組みで、大きな注目を集めました。 続きを読む

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米国でHuman Needs Indexが公開される

格差・貧困の問題は、いまや先進諸国の共通課題です。日本も例外ではありませんが、米国ではより事態は深刻で、学校の給食が主要な栄養源となっている子供が多数存在します。この問題の解決に取り組むためには、様々な支援を行っている団体の協働が求められます。 続きを読む

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世界トップ企業の社会貢献の現状

CECP(企業の社会貢献促進委員会)とThe Conference Boardが、2015年版の「数字で見る企業寄附」報告を発表しました。これは、CECPが中心となって毎年、トップクラスのグローバル企業271社を対象に実施している調査です。 続きを読む

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IoTが開く開発協力の新たな可能性

スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューが、IoT (Internet of Things)が開発途上国の課題解決にどのように貢献しうるかの特集記事を掲載しました。なかなか読み応えがあります。 続きを読む

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今年のマッカーサー「天才」フェローが公表される

この情報ボックスでも毎年、取り上げていますが、今年も、マッカーサー財団の「天才」フェローが発表されました。ジャンルや活動を問わずに「天才」を24名選出し、それぞれにまったくのひもなしで62万5千ドル(日本円で約7500万円)を1年間支給するこのフェローシップ。まさに才能に対する投資のユニークな取組として、毎年、米国メディアを賑わしています。 続きを読む

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SDGフィランソロピー・プラットフォーム立ち上げ

国連持続可能な開発目標(SDG: Sustainable Development Goals)が国連総会で承認され、これから15年間、国際協力機関、主要国、そして助成財団やNPOがこの目標の達成に向けて動き出すことになります。成功の鍵を握るのは、もちろん資金。助成財団の参加も不可欠です。 続きを読む

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英国の社会的企業の現在

Social Enterprise UKがState of Social Enterprise Survey 2015を発表しました。英国では、政府も中小企業調査の一環として社会的企業の調査を行っていますが、Social Enterprise UKの調査は社会的企業に焦点を絞っており、英国の現状を知る上では貴重な情報です。 続きを読む

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