イノベーション・インパクト」カテゴリーアーカイブ

資金提供者のためのインパクト実践規範

先ほど、非営利団体向けの実践規範をご紹介しました。しかし、非営利団体だけではなく、非営利団体に資金を提供する財団や政府機関もまた彼ら自身の実践規範を守らなければ、片手落ちになります。資金提供者と実践者は、上下関係ではなく、水平的な関係で結ばれたパートナーとして、共に課題の解決に取り組んでいく必要があるからです。 続きを読む

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インパクトのための実践規範

現在、非営利団体においては「インパクト」が中心的なテーマとなっています。このための計画策定、評価、事業見直しという事業サイクルは、ほぼスタンダード化していると言っていいでしょう。こうした中、英国のInspiring Impactが、インパクト実践者のための行動規範を「The Code of Good Impact Practice」と言う形でまとめました。 続きを読む

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フードバンクが北米トヨタ自動車と組んでMeals per Hourというユニークなキャンペーンを開始

Miwako Tezukaさんの記事からシェア。ハリケーン・サンディで被災したニューヨークの低所得者をサポートするために、フードバンクがトヨタ自動車と共に始めたキャンペーン。フードバンクのウェブサイト上の6分間のビデオを1回見る度に、1食分がトヨタからフードバンクに贈られるというシステム。ビデオは、もちろん、さりげなくトヨタの宣伝が入っていますが、フードバンクの活動がきちんと紹介されているし、これでドネーションになるんだから面白い試みだと言えるでしょう。

http://mealsperhour.com

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無印良品が、日本の小売企業として初めてBCtAに参加

これも少し古い情報で恐縮ですが、日本の無印良品が、日本の小売企業として初めて、Business Call to Action (BCtA)に参加したという記事が、BCtAのブログに掲載されています。 続きを読む

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英国で社会的証券取引ウェブサイト立ち上げ

先日のG8関連社会的インパクト投資フォーラムで、キャメロン首相がスピーチで紹介していましたが、英国で、社会的証券取引のためのインフォーメーション・ウェブサイトが立ち上がりました。これは、シンガポール他で検討されているような、直接、債券や株式を発行出来る「社会的証券取引所」ではなく、あくまでも情報サイト。 続きを読む

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ソーシャル・イノベーション・ラボでのプレゼンテーションご報告

先日、お知らせした「ソーシャル・イノベーションを担う人材育成」のプレゼンテーションを行いました。出席者は、ソーシャル・イノベーション・ラボのメンバーを中心に、色々なバックグランドの人たち。わずか2時間あまりでしたが、とても楽しい会になりました。それは、もっぱら、講師(=小林です)の力量というよりも、参加者のソーシャル・イノベーションへの熱意と多様性のためだったと思います。 続きを読む

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米国のコーズマーケティング・ランキング発表!

クロニクル・オブ・フィランソロピーが、昨年のコーズ・マーケティングのランキングを発表しました。それによると、トップは、Giving ForceがeBayを通じて調達した5400万ドル。ウォールマートのような全米に展開する店舗ではなく、オンライン上でのキャンペーンの方が上位を占める結果になりました。 続きを読む

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英国キャメロン首相が社会的インパクト債券を推進

土谷さんの記事をシェアします。6月のG8サミットに向けて、キャメロン首相が「社会的インパクト債券」の導入を先進国共通の政策課題として打ちだそうとしているという内容。この動き自身はもちろん大歓迎ですが、社会的インパクト債券だけに限定せず、コミュニティ開発金融やNPOファイナンス、あるいは開発途上国向けのマイクロファイナンス支援やインパクト投資など、多様な分野に広がっている社会的インパクト投資の世界が総合的に広がるような打ち出し方をして欲しいですよね。また、このためには、単に投資制度を整備するだけではなく、この資金を受け止めるためのNPOのキャパシティ・ビルディングや、民間からの投資を誘導するためのキーとなる財団のリスク・ヘッジ投資も重要です。結局、社会的インパクト投資を政策的に推進すると言うことは、財団、NPO、社会的企業などのソーシャルなセクターを促進するという広い視野で議論して欲しいと思います。
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インパクト評価&マネジメント実用ガイド

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会が最近発表した「インパクト評価&マネジメント実用ガイド」は、NPOや社会的企業家を支援して社会的インパクトを実現しようとしているベンチャー・フィランソロピストや社会的投資家向けのとても実用的なガイドです。プロのみならず、この分野に関心を持っている一般の人達にもわかるように書かれているので参考になります。 続きを読む

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一日「一ドル寄附」:グーグルの新たな試み

グーグルが、One Todayという新しいアプリのパイロット版を発表しました。アプリを通じて、自分がサポートしたいプロジェクトを選び、毎日1ドルずつ寄附できるというアプリのようです。一日一善、ならぬ一日一ドル寄附が出来るアプリ。毎日飲むコーヒーを2日おきにして、節約した分を寄附し、心を豊かにし、そして社会に貢献する・・・・こういうライフスタイルを一般化するためにも、ぜひグーグルはこのプロジェクトを実現して欲しいと思います。

http://www.google.com/onetoday/

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