イノベーション・インパクト」カテゴリーアーカイブ

オープン・データ・インパクト報告書が刊行されました

主要国で開発が進められているオープン・データ。これがもたらすインパクトの功罪をケース・スタディを通じて明らかにした報告書をオミディヤ・ネットワークとGovLabが取りまとめました。今後のオープン・データ政策の進展に影響を与えるものとして注目されます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

「非営利型持ち株会社」というコンセプト

スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューに「非営利型持ち株会社」についての論考が掲載されました。いろいろな議論はありそうですが、結構面白いアイディアだと思うので紹介しておきます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

SIGはSIBの代替モデルになり得るか?

日本でも注目を集めている社会的インパクト債(SIB)。これに対抗する形で、米国サード・セクター・キャピタル・パートナーズが、社会的インパクト保証(SIG: Social Impact Guarantee)という新たなコンセプトを発表しました。彼らは、現在、パイロット事業を進めており、うまくいけば2016年中に事業を立ち上げる予定とのことです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

クラウドファンディング業界における非営利の意味を考える

言うまでもなく、クラウドファンディングはソーシャル・セクター団体にとって強力な資金調達ツールであり、その重要性はますます高まりつつあります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

アプリを通じた日雇い派遣労働者支援プログラム

先進国共通の問題の一つが若年層のワーキング・プア問題。特に、日雇い派遣労働者は、正当な賃金が支払われなかったり、募集と異なる労働に従事させられたりとトラブルが絶えません。アメリカのシンクタンク「ニュー・アメリカ」の記事は、このような日雇い派遣労働者を支援する強力なツールとして、スマホ・アプリの可能性を論じています。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

SxSWとオバマ大統領の新イニシアチブ

日本でも結構メディアが取り上げるようになったSxSW。毎年、テキサス州オースティンで開催される音楽、映画、ハイテクの祭典です。最近は、日本からもハイテク業界関係者がブースを出すようになりました。でも、SxSWには、もう一つ、ソーシャルな顔もあります。SXGOODというトラックで、テクノロジーを中心に、映画や音楽なども活用したソーシャルな試みについて、プレゼンしたりディスカッションしたりしています。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

IRIS 4.0が公開されました!

社会的インパクト投資の標準的な成果指標の地位を確立しつつあるインパクト報告・投資スタンダード(IRIS: Impact Reporting & Investment Standards)がバージョン4.0にアップデートされました。これにより、社会的インパクト投資マーケットの発展がさらに加速しそうです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

韓国で発展するソーシャル・イノベーションのエコシステム

社会的インパクトの波は確実にアジアにも広がっています。お隣の韓国は、いち早く社会的企業法を制定し、社会的インパクト債も立ち上げるなど、官民共に、ソーシャル・イノベーションの推進に取り組んでいます。もちろん、その背景には、OECD入りを果たした後に経済が低迷し、若年層を中心に大量の失業者がいるという現実があります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

米国議会が「エビデンスに基づく政策策定委員会法」を可決

社会的インパクト債が発展する米国において、また一つ、この普及を強力に後押しする法案が可決されました。「エビデンスに基づく政策策定委員会法」です。3月16日に上院で、翌3月17日に下院でそれぞれ可決され、オバマ大統領も署名する予定です。民主党と共和党の党派対立で膠着状態にある米国議会では珍しく、超党派で可決されました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

米国新年度予算でPFSやCDFIの強化を推進

大統領選を迎える米国では、社会保障拡大や公立大学無料化を訴えるサンダース候補の台頭に象徴されるように、格差・貧困の問題が大きなイシューになりつつあります。過激な発言ばかりが注目を集めるトランプ候補も、実は「国防費を削って社会保障費に充てろ」という共和党候補とは思えないまっとうな議論を展開していて、あれだけの支持を集める一因となっています。その意味で、格差・貧困問題は超党派の支持を集めつつあると言えます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather