イノベーション・インパクト」カテゴリーアーカイブ

世界初の国際インパクト債(DIB)がインドで進行中

社会的インパクト債を開発協力に適用した国際インパクト債(DIB: Development Impact Bond)の第一号がインドのラジャスタンで進行中です。プロジェクトを立ち上げたのは、Instiglio。対象となっているプロジェクトは、インドの女子児童9000人を対象とした教育です。 続きを読む

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集合的インパクトを可能にする「共有評価指標(Shared Measurement)」

FSGが推進している「集合的インパクト(Collective Impact)」のコンセプトが国際的な拡がりを見せています。当初、FSGは強力な事務局の存在を前提としたコミュニティ規模の協働を想定していました。しかし、米国から海を越えた英国では、より緩やかなネットワーク志向の「集合的インパクト」の可能性が模索されています。 続きを読む

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システム志向のグラント・メイキング

現代の戦略的グラント・メイキングにおけるキーワードは、言うまでもなく「インパクト」です。1990年代以降、グローバル・フィランソロピー・セクターは、限られた資源をいかに活用して最大限の「インパクト」を達成するかを追求して、様々な支援手法を開発してきました。社会的インパクト投資や集合的インパクトなども、この過程から生み出されてきたものです。 続きを読む

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公益分野でのデジタル技術活用を加速させるプラットフォーム

デジタル技術を公益分野で活用するための様々な試みが始まっています。代表的な例としてはCode for Japanの活動があります。被災者支援やコミュニティ開発などに役立つアプリの開発を行う非営利組織です。また、最近、注目が高まっているFinTechの分野でも、金融包摂を目指した製品・サービスの開発が始まっています。スマートフォンが普及し、安価できめの細かいサービスが双方向で可能となったため、デジタル技術は公益セクターに革命的な変化をもたらすことが期待されます。 続きを読む

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FacebookがNPO向けのガイドを公開

最近、ソーシャル・メディアがNPO向けのサービスを強化しています。資金やスタッフが限られているNPOにとって、ソーシャル・メディアは広報、資金調達、会員とのコミュニケーション、キャンペーンなどになくてはならないツールなので、これは歓迎すべきことです。ソーシャル・メディア側にとっても、アクセス数の拡大や社会貢献面でのアピールなどのメリットがあります。 続きを読む

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共有経済(Sharing Economy)の現在

日本でも、カー・シェア、ルーム・シェア、民泊などが普及して注目を集めつつある「共有経済」。国際的には、非営利セクターや協同組合の新たな可能性を提示するものとして、グローバルなネットワークが形成されつつあります。 続きを読む

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グローバルNGOとオンライン・テクノロジー

Nonprofit Tech for Goodが、グローバルNGOのオンライン・テクノロジー活用状況に関する最新の調査報告を発表しました。グローバルな統計と地域別の統計を出しているため、日本のNGOにとってもベンチマークの設定などに活用できそうです。 続きを読む

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BRIDGEは世界のソーシャル・セクターに革命をもたらすか?

BRIDGEプロジェクトをご存じでしょうか。Basic Registry of Identified Global Entitiesの略です。日本語に訳すと、グローバル団体識別情報基礎登録システムとでもなるのでしょうか。簡単に言えば、世界中のソーシャル・セクターの団体すべてに、マイナンバーのような基本番号を割り当てようというプロジェクトです。現在は、基本番号を割り当てているだけですが、今後は、ガイドスターのように、団体情報を掲載し、データベースとしての機能も持たせようとしています。最近、その第一弾として、団体名かBRIDGE番号での検索がオンライン上で可能になりました。 続きを読む

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社会的インパクト投資の2016年のビッグチャンス

G8社会的インパクト投資フォーラムの基礎資料となった「社会的インパクトを投資可能にする」(https://www.spf.org/publication/detail_15838.html)の著者マクシミリアン・マーチンが、2016年に社会的インパクト投資が発展する可能性のある4領域についての論考を発表しました。彼は、「インパクト・エコノミー」という考え方を提唱していて、非常に視野の広い議論を展開する人なので、なかなか説得力のある議論を展開しています。おそらく、社会的インパクト投資が今後大きく伸びる分野はこの4つになるでしょう。 続きを読む

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