市民社会」カテゴリーアーカイブ

バングラデシュ・ビル崩壊事故フォローアップ

ニューヨークタイムズが、フォローアップに関する論説を発表しました。論説では、欧州が提案している法的拘束力を持ち、労働組合のモニタリングと、衣料品会社の本国での訴訟を認めるという案を支持し、米国の企業も欧州の提案に参加するよう呼びかけています。確かに、米国企業の提案は、拘束力がない分、抜け穴が出来そうですね。企業収益と企業の社会的責任をどのようにバランスさせるのか、今後も、この問題は様々な示唆を与えてくれそうです。
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バングラデシュ・ビル崩壊事故フォローアップ:欧州と米国がそれぞれの対応案を発表

情報ボックスでも何度か紹介したバングラデシュのビル崩壊事故について、ニューヨークタイムズが続報しています。これによると、欧州の衣料品業界が最近、バングラデシュの衣料工場の安全性確保に対するプランをまとめたのに対し、米国の衣料品業界も対抗して独自のプランを発表したとのこと。米国のプランは、法的拘束力を持たせず、また保険などを使うことでより経費を削減しようとしている点が欧州案と異なるようです。 続きを読む

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グローバル・レポーティング・イニシャチブが、新たな持続可能性報告ガイドラインを発表

少々古い情報で恐縮ですが、5月22日、グローバル・レポーティング・イニシャチブが、新しい持続可能性報告ガイドライン(G4)を発表しました。現在、企業CSR報告を中心に様々な団体が採用しているガイドライン(G3)は、2015年12月以降にG4に切り替えられることが求められています。 続きを読む

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NPOと企業のパートナーシップ事例:持続可能なパーム油に関する円卓会議が新基準に向けて合意

NPOがインパクトのある事業を行う上で、企業とのパートナーシップが重要であることは言うまでもありません。 続きを読む

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ウォーレン・バフェットが全資産の85%を寄附し、ゲーツ財団がさらに巨大化することに。

ニューヨークタイムズの報道によると、ウォーレン・バフェットは、総額440億ドルの資産のうち、85%に当たる374億ドルをゲーツ財団他の財団に寄附することを計画しているようです。現在、ゲーツ財団の総資産は約300億ドルですから、この寄附が実現すれば、ゲーツ財団は2倍の規模に拡大することになります。米国第二位のフォード財団の資産が116億ドルですから、超巨大財団が誕生することになります。今回の寄附は、もちろん、歴史上、最大規模の寄附になります。 続きを読む

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ドイツで地域通貨と地域ブランドが大成功

ウェブ論座の記事です。ドイツでは地域通貨を通じた地産地消が成功しているとのこと。これが地元経済の活性化につながっていると言う話。日本にも参考になりそうですね。

http://webronza.asahi.com/global/2012082100002.html?fb_action_ids=287671878044953&fb_action_types=og.recommends&fb_source=timeline_og&action_object_map=%7B%22287671878044953%22%3A10151177498405908%7D&action_type_map=%7B%22287671878044953%22%3A%22og.recommends%22%7D&action_ref_map=%5B%5D

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「フィランソロピーの新たなフロンティアと助成財団の役割」:日本の公益法人制度の将来を考える

もう一つ、内閣府公益等認定委員会においても、委員及び職員の皆様を対象にした部内研究会でお話しする機会を頂きました。内容は、公益法人協会でのプレゼンテーションと若干ダブりますが、グローバルに進展しているフィランソロピーの新たな動向を踏まえて、今後、日本の公益法人制度( +特定非営利活動法人制度も?)をどのように見直していくかの方向性について論じました。ご関心のある方は、以下のサイトをご覧下さい。こちらの方は、日本語の概要報告がついており、プレゼンテーション資料も日本語となっています。

https://www.koeki-info.go.jp/pictis_portal/other/pdf/20130612_philanthropy.pdf

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Policy Impact Toolkit:「変革(Change)」のためのマニュアル

ソーシャル・イノベーションにおいて、最も効果的であり、かつ最もチャレンジングな目標は、政策に影響を与えることです。途上国の開発問題のみならず、あらゆる社会的課題において、最大の影響力を持つのは政府であり、その政策を変えることが、ソーシャル・イノベーションにつながるからです。 続きを読む

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