社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)」カテゴリーアーカイブ

ビッグデータ活用マッピングが飢餓との戦いを革新する。

日本でも、子どもの貧困の問題が大きく取り上げられています。相対的貧困率が16%と言うことは、教室の子どもの6人に一人が相対的貧困状態にあると言うこと。給食だけが主要な栄養源となっているという悲惨な状況が拡大しつつあります。 続きを読む

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リバプール社会的価値憲章制定

英国リバプールの社会的起業ネットワークが、リバプール市議会と市長の全面的なバックアップを得て、リバプール社会的価値憲章を制定しました。メッセージは、「あと10%多くの社会的価値」。地方自治体、企業、非営利団体、市民が、リバプールのコミュニティを豊かにし、環境に優しく、そしてより公平で倫理的なものにするための行動原則を定めたものです。行動原則は以下の通りです。 続きを読む

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金融包摂グローバル・フォーラム2020の報告書発表

昨年、アクシオンの金融包摂センターが中心になって開催した金融包摂グローバル・フォーラム2020の報告書がアップされました。マイクロ・ファイナンスを中心に進められている金融包摂ですが、急速な産業の発展は、これに伴う様々な課題も浮上しています。これらの論点を取りまとめ、グローバル・プレーヤーが一堂に会したフォーラムの議論の概要を知る上で貴重な資料です。 続きを読む

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モバイル・テクノロジーが変えるソーシャル・セクターの風景

ニューヨーク・タイムズの Ubiquitous Across Globe, Cellphones Have Become Tool for Doing Goodと言う記事が、モバイル・テクノロジーを駆使したソーシャル・イノベーションの現状をわかりやすく紹介していて面白かったのでシェアします。 続きを読む

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Stories.Coop:協同組合活動の経験を世界にシェアする。

昨年は国際協同組合年でしたが、これを機に立ち上がったStories.Coopというウェブサイトは、世界各国の協同組合が、それぞれの活動をストーリーという形でウェブサイト上に共有できるユニークなサイトです。日本の生協や産直運動の動きから、ネパールの農業協同組合活動まで、世界各国の協同組合が、それぞれ自分たちの活動を発信しています。こんな形で協同組合活動が、国境を越えて、互いの経験を共有できるというのも、インターネット時代の新しいコミュニケーションの形なんでしょうね。各国の活動も参考になります。 続きを読む

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アジアにもCSV(社会的共有価値の創造)ムーブメントが起きる予感

CSRアジア・サミット2013で社会的共有価値のワークショップが開催され、参加者からは熱い反応が寄せられたとの記事が、CSRアジアに掲載されました。参加者は、アジアの企業CSR関係者とNGO関係者。様々な議論がなされたようですが、基本的に、CSVのコンセプトは受け入れられ、アジアでどのように展開するかが議論されたようです。 続きを読む

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フィラデルフィアがランド・バンクを設立

再びニューヨーク・タイムズの記事から。フィラデルフィアがランド・バンクを設立し、廃屋や廃ビル、空き地などの再活用に乗り出したそうです。記事によると、フィラデルフィアには、そのような見捨てられた不動産が40,000件もあり、治安の悪化やそれに伴う周辺地域の不動産価値の減少、さらなるインナー・シティ化という悪循環に陥っているとのこと。これらの土地の多くは所有者が不明で不動産税も支払われていないのですが、フィラデルフィア市は、ランド・バンクを通じてこの再活用に取り組むようです。具体的には、都市農園、コミュニティ・スペースやアート・スペース、さらに低所得者向けの適正価格住居開発や商業スペースとしての開発なども視野に入れるとのこと。ランド・バンクでは、投機目的のみで不動産を取得し、一切開発しないで不動産価格の上昇と共に売却する投機業者の排除もあわせて検討するとのことです。 続きを読む

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スモールマート革命:地域に富を蓄積・循環させる新たなシステムを目指して

私も翻訳メンバーの一人として参加させていただいた「スモールマート革命:持続可能な地域経済活性化への挑戦」(マイケル・シューマン著 明石書店)が刊行されましたのでご紹介します。帯のコピーは「新たな富の地域循環システム:TPP時代の地域経済生き残り方策を模索するすべての行政、ビジネス、NPO、コミュニティ、そしてアカデミズム関係者必読の政策ガイダンス!」です。訳者の一人としてこういう言い方をするのはちょっと気が引けますが、看板に偽りのない、総合的かつ実践的な名著です。 続きを読む

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Kiva-U:大学・高校でマイクロ・ファイナンスの学習サークルを立ち上げる

先進諸国におけるコミュニティ開発や失業・貧困対策や、あるいは開発途上国における開発援助の分野で、マイクロ・ファイナンスの手法が大きな成果を上げていることは今更言うまでもありません。アメリカでも、多くの大学でマイクロ・ファイナンスのコースが設置されています。 続きを読む

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コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。 続きを読む

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