社会的インパクト評価」カテゴリーアーカイブ

集合的インパクトを可能にする「共有評価指標(Shared Measurement)」

FSGが推進している「集合的インパクト(Collective Impact)」のコンセプトが国際的な拡がりを見せています。当初、FSGは強力な事務局の存在を前提としたコミュニティ規模の協働を想定していました。しかし、米国から海を越えた英国では、より緩やかなネットワーク志向の「集合的インパクト」の可能性が模索されています。 続きを読む

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「社会的インパクト債」の可能性と限界

日本でも、NHKで紹介されるなど関心を集めている「社会的インパクト債」。英国のピーターバラ刑務所で最初に導入されてから5年が経過した時点での現状をまとめた報告書が、昨年7月に米国のブルッキングス研究所から公開されています。 続きを読む

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海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊

この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む

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進化しつつづける社会的インパクト評価指標IRIS

社会的インパクト投資に関心をお持ちの人なら一度は耳にしたことがあるIRIS (Impact Reporting and Investment Standards)。グローバル・インパクト投資家ネットワーク(GIIN)が開発したインパクト投資用のインパクト評価と報告指標のカタログですが、さらに進化を遂げつつあります。 続きを読む

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エビデンス再考

オバマ政権のレガシーの一つは、おそらく「エビデンスに基づく政策」を強力に推進したことにあります。社会革新基金(SIF: Social Innovation Fund)や近年の成功報酬債(PFS: Pay For Success Bond)では、RCT(Randomized Controll Test)が積極的に導入され、これが資金提供の重要な指標となっています。 続きを読む

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SROIを巡る「神話」に反論する

社会的投資収益率(SROI: Social Return of Investments)の評価手法が普及するに伴い、これに対する批判も拡大しています。しかし、その批判の中には、SROIの概念に対する誤解に基づくものが多いのが現実です。社会的価値を評価するために望ましい手法は何かという観点からは、より建設的な議論が求められます。 続きを読む

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評価の第五の波:社会的インパクト評価

ロックフェラー財団が、評価の「第五の波」として、社会的インパクト評価の定式化に乗り出しました。昨年、公開された「第五の波:社会的インパクト評価」という報告書が、この動向を簡潔に要約しています。 続きを読む

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ユヌス氏インタビュー

アライアンス・マガジンが、ユヌス氏へのインタビュー記事を無料で公開しているので読んでみました。言うまでもなく、グラミン銀行を立ち上げてマイクロファイナンスの手法を国際的に認知させたあのユヌス氏です。彼の本は日本でも様々なものが出版されていますが、インタビューは、シンプルな言葉で彼の考え方が表現されていて興味深いです。ポイントだけ紹介すると。。。 続きを読む

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成果志向型プログラムへの転換に向けて:ホワイトハウスの挑戦

昨年、取り上げることが出来なかった話題の一つです。2015年11月6日に、ホワイトハウスは、成果志向型プログラムの発展に必要な新たなツールについて議論する会議を開催しました。会議には、政府関係者のみならず、NPO、助成財団、インパクト投資家、テクノロジー関係者、研究者も参加し、プログラム設計から、テクノロジーの活用まで、多岐にわたる課題が取り上げられました。 続きを読む

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インパクト評価ツール・ガイド

日本でも「インパクト評価」が流行のように語られています。インパクト評価は、資金提供者に対する報告のみならず、ソーシャルセクターの活動に関わっている様々な人たち(ボランティア、カスタマー、コミュニティ等)への説明責任という点からも、また自分たちの活動目標を明確化し活動を改善していくという点からも重要です。 続きを読む

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