社会的インパクト債「失敗事例」の教訓 社会的インパクト債で初の「失敗事例」となり、プログラムの終了を待たずに契約打ち切りとなったニューヨーク市のライカーズ島少年院事業に関する報告書が公開されました。何が問題だったのかが、当事者の視点で生々しく描かれており、参考になります。 続きを読む → Share Meby
韓国で発展するソーシャル・イノベーションのエコシステム 社会的インパクトの波は確実にアジアにも広がっています。お隣の韓国は、いち早く社会的企業法を制定し、社会的インパクト債も立ち上げるなど、官民共に、ソーシャル・イノベーションの推進に取り組んでいます。もちろん、その背景には、OECD入りを果たした後に経済が低迷し、若年層を中心に大量の失業者がいるという現実があります。 続きを読む → Share Meby
米国議会が「エビデンスに基づく政策策定委員会法」を可決 社会的インパクト債が発展する米国において、また一つ、この普及を強力に後押しする法案が可決されました。「エビデンスに基づく政策策定委員会法」です。3月16日に上院で、翌3月17日に下院でそれぞれ可決され、オバマ大統領も署名する予定です。民主党と共和党の党派対立で膠着状態にある米国議会では珍しく、超党派で可決されました。 続きを読む → Share Meby
世界のソーシャル・ファイナンスの最新動向と日本での可能性 世界のソーシャル・ファイナンスは、日々、変化していきます。これは、たとえば、社会的インパクト債があっという間に世界中に拡がり、今では日本でもSIBと言えば通じてしまうようになったことから見ても明らかです。海外の動向が日本に導入されるまでのタイムラグはますます短くなりつつあります。 続きを読む → Share Meby
米国新年度予算でPFSやCDFIの強化を推進 大統領選を迎える米国では、社会保障拡大や公立大学無料化を訴えるサンダース候補の台頭に象徴されるように、格差・貧困の問題が大きなイシューになりつつあります。過激な発言ばかりが注目を集めるトランプ候補も、実は「国防費を削って社会保障費に充てろ」という共和党候補とは思えないまっとうな議論を展開していて、あれだけの支持を集める一因となっています。その意味で、格差・貧困問題は超党派の支持を集めつつあると言えます。 続きを読む → Share Meby
世界初の国際インパクト債(DIB)がインドで進行中 社会的インパクト債を開発協力に適用した国際インパクト債(DIB: Development Impact Bond)の第一号がインドのラジャスタンで進行中です。プロジェクトを立ち上げたのは、Instiglio。対象となっているプロジェクトは、インドの女子児童9000人を対象とした教育です。 続きを読む → Share Meby
ソーシャルファイナンスのための「レシピ」! 近年、社会的投資に対する関心は国際的に広がっています。英語圏のみならず、大陸の欧州も例外ではありません。こうした流れを受け、最近、欧州委員会は、社会的投資に関心を持つ企業CSR担当者、金融機関、個人投資家などを対象に社会的投資ガイドブックを公開しました。 続きを読む → Share Meby
「社会的インパクト債」の可能性と限界 日本でも、NHKで紹介されるなど関心を集めている「社会的インパクト債」。英国のピーターバラ刑務所で最初に導入されてから5年が経過した時点での現状をまとめた報告書が、昨年7月に米国のブルッキングス研究所から公開されています。 続きを読む → Share Meby
海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊 この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む → Share Meby
進化しつつづける社会的インパクト評価指標IRIS 社会的インパクト投資に関心をお持ちの人なら一度は耳にしたことがあるIRIS (Impact Reporting and Investment Standards)。グローバル・インパクト投資家ネットワーク(GIIN)が開発したインパクト投資用のインパクト評価と報告指標のカタログですが、さらに進化を遂げつつあります。 続きを読む → Share Meby