米国新年度予算でPFSやCDFIの強化を推進 大統領選を迎える米国では、社会保障拡大や公立大学無料化を訴えるサンダース候補の台頭に象徴されるように、格差・貧困の問題が大きなイシューになりつつあります。過激な発言ばかりが注目を集めるトランプ候補も、実は「国防費を削って社会保障費に充てろ」という共和党候補とは思えないまっとうな議論を展開していて、あれだけの支持を集める一因となっています。その意味で、格差・貧困問題は超党派の支持を集めつつあると言えます。 続きを読む → Share Meby
米国におけるキャパシティ・ビルディングの発展 NPOのキャパシティ・ビルディング(能力構築)は重要な課題です。米国では、主要財団や中間支援組織が、1970年代よりキャパシティ・ビルディングに取り組んでおり、様々な手法が開発されています。 続きを読む → Share Meby
「社会的インパクト債」の可能性と限界 日本でも、NHKで紹介されるなど関心を集めている「社会的インパクト債」。英国のピーターバラ刑務所で最初に導入されてから5年が経過した時点での現状をまとめた報告書が、昨年7月に米国のブルッキングス研究所から公開されています。 続きを読む → Share Meby
海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊 この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む → Share Meby
社会的インパクト債発展のためのエコ・システム 各国で導入が進んでいる社会的インパクト債ですが、これがさらに拡大していくためには、単に資金を用意するだけでなく、社会的インパクト債を運営できる組織と人材を育てていく必要があります。 続きを読む → Share Meby
インパクト投資の新たな発展に向けた提案 ハーバード・ビジネス・レビューにブリッジズ・ベンチャーズのブライアン・トレスタッドが寄稿しました。彼は、インパクト投資の先駆者の1人で、現場を長く見ているので説得力のある議論を展開しています。 続きを読む → Share Meby
ブリッジ・スパンの「変革的スケール」プロジェクト スケールアップは、ソーシャル・セクターにとって重要な課題です。従来、スケールアップは、組織レベルでの事業拡大が中心に議論されてきました。しかし、それは、所詮、組織の拡大にしかつながらず、セクター全体に波及しないのでは?という疑問があります。そこで、近年、新たに登場した概念が、「変革的スケール(Transformative Scale)」です。まさに、世界を「変革(transform)」するようなスケールアップを目指そうというコンセプトです。 続きを読む → Share Meby
格差・貧困問題に向けた「資産と機会の向上」全米キャンペーン 米国でも深刻化している格差・貧困の問題。これに取り組むには、様々なアプローチがあります。累進課税の強化を通じた資産の再分配、低所得者層向けの福祉や職業訓練の充実、セイフティネットの拡充等々、様々な取り組みが進められてきました。 続きを読む → Share Meby
英国ファンドレイジング基準委員会の新方針 以前にご紹介しましたが、昨年、英国で、ある老女が慈善団体からの大量の寄付勧誘状を送られて精神的に追い詰められ、自殺するという事件が起きました。これを機に、英国ファンドレイジング団体の独立自主規制団体である英国ファンドレイジング基準委員会(FRSB: FundRaising Standards Board)が、事件の調査を開始し、ファンドレイジング基準の再検討を重ねてきました。その成果は、昨年6月に中間報告という形でまとめられていたのですが、今回、最終報告が発表されました。 続きを読む → Share Meby
成果志向型プログラムへの転換に向けて:ホワイトハウスの挑戦 昨年、取り上げることが出来なかった話題の一つです。2015年11月6日に、ホワイトハウスは、成果志向型プログラムの発展に必要な新たなツールについて議論する会議を開催しました。会議には、政府関係者のみならず、NPO、助成財団、インパクト投資家、テクノロジー関係者、研究者も参加し、プログラム設計から、テクノロジーの活用まで、多岐にわたる課題が取り上げられました。 続きを読む → Share Meby